国立国会図書館東京本館では、6月1日より入館制限をさらに緩和することとなった。

国立国会図書館東京本館ではコロナウイルス禍の影響により、混雑や感染拡大を防ぐ為、昨年の6月から予約制による入場制限を実施した。さらに昨年の11月にそれを緩和し平日午後16時から予約なしの入場が可能となっていた。

これらに加え、今度の緩和では、6月1日より平日の午前9時30分から午前10時30分までの入場に限り、登録利用者は予約抽選無しでの入館が可能となる。ただし、混雑状況などによってはその場で入館制限を行う場合もあるとしている。予約の無い者でも10時30分以降も滞在可能だが、予約の無い状態で一度退場すると16時までは再入場が出来ない。また、土曜日の入館は、これまで通り抽選予約が必要となるので注意したい。

今度の緩和により、朝早くの来場が必要とはなるが、コロナ前と同じく開場から閉館までの全日滞在も可能となった。日本を代表する図書館として、是非以前の姿を取り戻してもらいたいものである。今後も、国立国会図書館東京本館の動向に注目したい。

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