『情況』2019年秋号に、『戦前不敬発言大全』『戦前反戦発言大全』に関する髙井ホアン(Juan.B)の記事が掲載される。

髙井ホアン(Juan.B)の『戦前不敬発言大全』『戦前反戦発言大全』は、今年5月にパブリブより出版されて以来、好評の内に販売され続けている。また、8月15日の所謂終戦記念日や、10月22日の天皇による即位礼正殿の儀などに絡み、取り上げられる機会も度々ある。そのような中で、理論誌『情況』2019年秋号に髙井ホアンによる記事が掲載されることとなった。

『情況』は情況出版により1968年に創刊されたジャーナリズム・理論誌である。休刊を挟みつつも、長く時代の背景を探ってきた歴史があり、「変革のための総合誌」と称している。多くの論客も『情況』誌で活躍した経歴がある。『情況』2019年秋号では、「Legalize it! さあ、そろそろ大麻の話をしよう」として大麻を特集し、高樹沙耶にインタビューを行っている他、香港におけるデモの様子なども写真で特集されているなど、興味深い記事が並んでいる中で、髙井ホアンは「いまどき、二十五歳ハーフが「戦争」の記憶を残した理由と志」を掲載している。自著『戦前不敬発言大全』『戦前反戦発言大全』について何を語るのか。是非買って確認したい。また、自身の記事の他にも、他者の鼎談記事に登場しているので、是非探してみるのも良いだろう。

変革のための総合誌『情況』2019年秋号は、10月15日より、全国書店及びAmazonなどネット通販で販売される。