梅雨明けが感じられる今日この頃、いかがお過ごしだろうか。6月に「はめにゅー」で公開された記事の中から、人気の高かった記事をおさらいする。忙しくて毎日は「はめにゅー」をチェックできないという人も、この機会に話題の文学ニュースをまとめて確認しておこう。さて6月はどのような文学ニュースが読まれたのだろうか。

 

第8位~第4位

第8位  :映画『ドリーミング村上春樹』、10月19日に公開 デンマーク人翻訳家と村上春樹の魅力を伝えるドキュメンタリー(2019年6月28日 Juan.B)
第7位  :第四回文学フリマ札幌、7月7日に開催(2019年6月14日 Juan.B)
第6位  :【訃報】作家の田辺聖子死去 91歳 恋愛小説の大家(2019年6月11日 Juan.B)
第5位  :「第54回岡山県文学選奨」作品募集中 8月31日まで(2019年6月23日 Fujiki)
第4位  :「第58回日本SF大会 Sci-con」(彩こん)がさいたま市で7月27・28日に開催 斧田小夜も登壇(2019年6月23日 Juan.B)

 

破滅派同人のFujikiが選考委員となった岡山県文学選奨や、斧田小夜が登壇するSF大会など、破滅派にも関連するニュースが多い6月であった。それぞれの動向に注目しておきたい。

 

第3位

【快挙!】高橋文樹の小説「とどめの一滴」が米オンライン文学誌「Bewildering Stories」813号に掲載される(2019年6月18日 Juan.B)

破滅派を率いる高橋文樹の小説「とどめの一滴」が海外進出を果たした。今まで読んだことのある作品も、英語に訳された表現で読むと違った世界観が思い浮かぶかもしれない。これからの破滅派の進出にも期待したい。

 

第2位

ノーベル文学賞候補が8人に絞られる 2年ぶりの発表に向け選考委員長語る(2019年6月29日 Juan.B)

皆が注目しているノーベル文学賞に関するニュースが第二位となった。一部ではウクライナ人作家エメーリャエンコ・モロゾフの受賞が噂されているが、果たして実態はどうだろうか。10月に全てが明らかになる。

 

第1位

第7回ハヤカワSFコンテスト一次選考結果が発表 エメーリャエンコ・モロゾフが通過(2019年6月25日 Juan.B)

今年に入ってからエメーリャエンコ・モロゾフ関連のニュースが人気であり、今月も1位となった。カナエユウイチ氏名義でハヤカワSFコンテストの一次選考を通過したモロゾフだが、選考委員たちとモロゾフの出会いとは如何なるものだったのか気になる所である。これも今後の展開が期待である。

以上、6月にアクセス数の多かったニュースをご紹介した。7月のはめにゅーにも乞うご期待である。