暖かくなってきた今日この頃、いかがお過ごしだろうか。2月に「はめにゅー」で公開された記事の中から、人気の高かった記事をおさらいする。忙しくて毎日は「はめにゅー」をチェックできないという人も、昨年の振り返りをしたい人も、この機会に話題の文学ニュースをまとめて確認しておこう。さて2月はどのような文学ニュースが読まれたのだろうか。第10位からご紹介する。

 

第10位~第4位

第10位:紀伊国屋書店の洋書専門店Books Kinokuniya Tokyoで「アイルランドフェア」開催中 3月下旬まで (2019年2月28日 Juan.B)
第9位  :第39回日本SF大賞が決定 山尾悠子「飛ぶ孔雀」・円城塔「文字渦」(2019年2月24日 Juan.B)
第8位  :ドゥマゴサロン第17回文学カフェが3月18日に開催 斎藤学と内田春菊が「家族」について語る(2019年2月28日 Juan.B)
第7位  :徳仁、NHK出版から水運研究講演集を発刊 「水運史から世界の水へ 」、4月4日に(2019年2月23日 Juan.B)
第6位  :【訃報】日本文学研究者のドナルド・キーンが死去 96歳(2019年2月24日 Juan.B)
第5位  :神保町の老舗漫画書店「コミック高岡」が3月31日に閉店 70年以上の歴史に幕(2019年2月9日 Juan.B)
第4位  :ノーベル文学賞作家カズオ・イシグロに「ナイト」爵位授与 2月7日(2019年2月11日 Juan.B)

 

様々なニュースが入り混じった2月であった。訃報や閉店などの寂しいニュースも目立つ。日本文学を研究し続け、3.11後には日本に帰化もしたドナルド・キーンの訃報は文学界に大きなショックをもたらした。だが、日本SF大賞など新しい風の吹きこむ話題もある。是非振り返って読んで頂きたい。

 

第3位

【快挙!】NovelJam2018秋グランプリで藤城孝輔が藤井賞を受賞 グランプリはニシカワリキ(2019年1月20日 Juan.B)

昨年から追ってきたNovelJamだが、チームゴメラの藤城孝輔とニシカワリキがダブル受賞すると言う有終の美を見届けることが出来た。チームゴメラの敢闘を祝福したい。ただ、まだまだチームゴメラの活動は終わらない。是非これからもはめにゅーはチームゴメラの活動を追っていきたい。

 

第2位

目次だけで見る文芸誌2019年3月号(2019年2月19日 Juan.B)

昨月の文芸誌概観記事が2位となった。芥川賞・直木賞の受賞作家が引っ張りだこである。

 

第1位

佐川恭一最新短編集『童Q正伝』が発売開始(2019年2月4日 高橋文樹)

第1位は、佐川恭一の新作に関するニュースとなった。何も言えることはない。ただ、買って読んで頂きたい。人生の走馬燈に刻み付けられる爆笑体験となるだろう。

以上、2月にアクセス数の多かったニュースTOP10をご紹介した。3月のはめにゅーにも乞うご期待である。