今年も早い物でもう2月である。1月に「はめにゅー」で公開された記事の中から、人気の高かった記事をおさらいする。忙しくて毎日は「はめにゅー」をチェックできないという人も、昨年の振り返りをしたい人も、この機会に話題の文学ニュースをまとめて確認しておこう。昨月は年始と言うこともあり、慌ただしかった一月であったが、どのような文学ニュースが読まれたのだろうか。第10位からご紹介する。

 

第10位~第4位

第10位:NovelJam2018秋・グランプリ贈賞式が2月1日に開催 (2019年1月31日 Juan.B)
第9位  :漫画家の聖地「トキワ荘」が来年3月に復元へ 東京都豊島区(2019年1月30日 Juan.B)
第8位  :児童文学者の角野栄子が江戸川区区民栄誉賞を受賞 「魔女の宅急便」などの原作者(2019年1月6日 Juan.B)
第7位  :【訃報】作家・橋本治が死去 70歳(2019年1月29日 Juan.B)
第6位  :藤城孝輔、ニシカワリキ作品の公式グッズ販売中 チームゴメラ・ほさかなおデザイン(2019年1月14日 Juan.B)
第5位  :第160回芥川賞・直木賞の受賞作が発表(2019年1月16日 Juan.B)
第4位  :作家・森達也が「A3」をnoteで無料公開 オウム事件裁判と社会を問うノンフィクション(2019年1月27日 Juan.B)

 

11月に開催されたNovelJamが2つランクインした。グランプリの結果は、藤城孝輔が藤井賞を、ニシカワリキがグランプリを受賞し、チームゴメラの奮闘が認められた形となった。グランプリは終わってもまだまだチームゴメラのイベントは残っている。是非これからの企画にも期待したい。

森達也の「A3」無料公開に関するニュースが第4位となった。関わった人々すべてに頼み込み困難を乗り越えてでも、自著を無料公開して伝えたい思いとは何だろうか。オウム真理教裁判が我々の社会に与えた影響とは何だろうか。是非読んで確かめてみたい。

 

第3位

韓国映画「金子文子と朴烈」が2月16日より日本公開 支配と差別を越えたアナキストの運命を描く(2019年1月20日 Juan.B)

破滅派らしく(?)、無政府主義者を扱った映画に関するニュースが第三位となった。筆者もこの映画には強く注目しており、是非見に行きたいと考えている。

 

第2位

源氏物語絵巻の幻の一場面「夕顔の死」がフランスで発見 保存状態は良好(2019年1月18日 Juan.B)

源氏物語絵巻の再発見に関するニュースが第二位となった。遥々フランスまで流れ着き、再び日本に舞い戻ってくる絵巻は、我々に何を教えてくれるだろうか。

 

第1位

神保町CORSOで「私たちは消された展」開催 2月11日から17日まで SNSから排除されたアートが集結(2019年1月26日 Juan.B)

第一位は、表現規制に真っ向からぶつかる「私たちは消された展」となった。インターネットは表現者に新たな活躍の場を与えているが、同時に規制を強いさせる場ともなっている。筆者も規制を受けたことがある身としてこの展覧会に注目している。是非とも多くの人々に見て頂きたい展覧会である。

 

以上、1月にアクセス数の多かったニュースTOP10をご紹介した。2月のはめにゅーにも乞うご期待である。