暖かくなってきた今日この頃、いかがお過ごしだろうか。3月に「はめにゅー」で公開された記事の中から、人気の高かった記事をおさらいする。忙しくて毎日は「はめにゅー」をチェックできないという人も、昨年の振り返りをしたい人も、この機会に話題の文学ニュースをまとめて確認しておこう。さて2月はどのような文学ニュースが読まれたのだろうか。第10位からご紹介する。

 

第10位~第4位

第10位:太宰治の名作「人間失格」が劇場アニメ化 「HUMAN LOST 人間失格」2019年公開 (2019年3月29日 Juan.B)
第9位  :「ムーミン展」が六本木・森アーツセンターギャラリーで開催 4月9日から(2019年3月10日 Juan.B)
第8位  :第23回シアターアーツ賞が決定(2019年3月6日 Fujiki)
第7位  :ノーベル文学賞がこの秋復活 2年分合わせて発表(2019年3月8日 Juan.B)
第6位  :第28回文学フリマ東京は5月6日開催 破滅派の動向は?(2019年3月31日 Juan.B)
第5位  :「【大好き】センパイを双子コーデでコロしてみた!」の舞台が5月11、12日に上演 池袋・木星劇場で(2019年3月15日 Juan.B)
第4位  :第5回日本翻訳大賞の最終選考対象5作品が決定 4月15日に大賞を発表(2019年3月19日 Juan.B)

 

新年度を控えた3月と言うこともあり、これからの予定に関するニュースが多かった。5位のニュースの様にチームゴメラもまだまだ活躍を続けている。また、ノーベル文学賞の復活も決まり、まだまだ先とはいえ気をつけておきたい話題の一つだ。

 

第3位

「私たちは消された展」のトークライブ開催 4月6日、高円寺pundit’で(2019年3月24日 Juan.B)

2月に開催された「私たちは消された展」のトークライブに関するニュースが第三位となった。SNSでの表現規制が強まる中、表現者それぞれが規制と向き合う機会は増えている。筆者も興味深く見ていこうと考えている。

 

第2位

吉川英治記念館が3月20日で閉館(2019年3月6日 Juan.B)

吉川英治記念館の閉館に関するニュースが第二位となった。一世を風靡した文豪の資料館が閉館することは確かに大きな話題であると言える。

 

第1位

【快挙!】破滅派同人・牧野楠葉の小説「K子」が米オンライン文学誌「Déraciné」に掲載(2019年3月25日 Juan.B)

第1位は、破滅派同人・牧野楠葉の海外進出に関するニュースであった。有志の翻訳者により英訳された牧野の作品はアメリカでどう受け止められるのか。牧野の更なる活躍を祈るとともに、他の破滅派同人の躍進にも期待したい。

以上、3月にアクセス数の多かったニュースTOP10をご紹介した。4月のはめにゅーにも乞うご期待である。