2018年9月に「はめにゅー」で公開された記事の中から、人気の高かった記事をおさらいする。忙しくて毎日は「はめにゅー」をチェックできないという人も、この機会に話題の文学ニュースをまとめて確認しておきたい。第10位からご紹介する。

第10位~第4位

第10位:快挙! 本日発売の「小説すばる」10月号に高橋文樹「pとqには気をつけて」掲載 (2018年9月15日 Juan.B)
第9位  :左利きの方に朗報! 宝島社から「左利きの本」発売中 左利き専用メジャー&定規が付録 (2018年9月15日 Juan.B)
第8位  :【邪王炎殺レポ】[世界を変えた書物]展に行ってみた (2018年9月12日 九芽英)
第7位  :国会図書館で開館70周年記念展示「本の玉手箱」開催 東京は10月18日、関西は11月30日から (2018年9月19日 Juan.B)
第6位  :第28回池袋西口公園古本まつり 9月8日から16日まで開催 (2018年9月1日 Juan.B)
第5位  :プライム会員ならサークルクラッシャー麻紀が無料に (2018年9月28日 高橋文樹)
第4位  :東洋文庫ミュージアムで「大♡地図展」開催 9月15日から (2018年9月8日 Juan.B)

高橋文樹の最新作が掲載された「小説すばる」についてや、佐川恭一の「サークルクラッシャー麻紀」がアマゾンプライム無料指定を受けるなど、破滅派にとって明るいニュースの多い9月となった。また、左利きの本についてのニュースも多くのアクセスを得た。やはり左利きを不便に感じている方も多いのだろうか。

 

第3位

村上春樹、ニューアカデミー文学賞の選考を辞退 (2018年9月17日 Juan.B)

ノーベル文学賞の季節となるたびに日本では村上春樹が受賞するか否か盛んに予想されるが、今年は残念ながらノーベル文学賞は内部のスキャンダル問題により開催されないこととなった。その代わり、有識者によって選ばれる「ニューアカデミー文学賞」がその代替手段として注目を浴びている。村上春樹はニューアカデミー文学賞にノミネートされたものの、それを光栄としつつ選考を辞退した。村上春樹が世界的に注目されていることは間違いなさそうだが、これから村上春樹がどのような活動をしていくかにも注目が集まっている。

 

第2位

「図書館と県民のつどい埼玉2018」、北本市で12月16日開催 (2018年9月22日 Juan.B)

埼玉県で毎年開催されている図書館イベントのニュースが第2位となった。毎年場所を変えて開催されており、今年は北本市での開催となっている。近隣の方は是非参加してみてはどうだろうか。

 

第1位

第10回朝日時代小説大賞は森山光太郎が受賞 「火神子―天孫に抗いし者―」 (2018年9月6日 Juan.B)

朝日時代小説大賞についてのニュースが1位となった。残念ながら、朝日時代小説大賞は今回をもって休止となるという。これまでも良質な歴史小説を世に送り出してきた賞であり、是非とも復活か、新たなる文学賞の創設を期待したいところだ。

 

以上、9月にアクセス数の多かったニュースTOP10をご紹介した。10月のはめにゅーにも乞うご期待である。