村上春樹の小説「騎士団長殺し」が、3月1日及び4月1日に新潮文庫から発売される。

村上春樹による14作目の小説となる「騎士団長殺し」(第1部 顕れるイデア編・第2部 遷ろうメタファー編)は新潮社より2017年2月に発売され、100万部以上を販売した。韓国・中国語圏にも順次翻訳出版されている。発売から2年の歳月を経て、早くも文庫化となった。肖像画家の主人公が友人の父親のアトリエから「騎士団長殺し」と言う日本画を見つけ出したことで始まる壮大な物語は、今日も多くの人々を惹きつけている。

新潮社版では「第1部 顕れるイデア編」「第2部 遷ろうメタファー編」の上下冊構成となっていたが、文庫版では両部を更に分割し、1部上下巻・2部上下巻の四冊構成となった。文庫版の価格は第1部上下と第2部上の計三冊が594円、第2部下のみ680円となっている。文庫版の発売により、村上春樹の世界観により手軽に触れ易くなりそうだ。

新潮文庫版・村上春樹「騎士団長殺し」は、第一部が3月1日に、第二部が4月1日に発売される。詳しい情報は下記公式サイトを参照のこと。