明治〜昭和あたりを意識した大阪での心中の散文詩です。
しおからい うみから ぎょうこうを みています (この胸に腹にそっとおさめる) ―― 海宙光芒
含ませるほど散漫で幅も厚みもない、ただ奇麗に並んでって
雷が鳴って。雷が鳴って。何か壊れて。また壊れる。
詩です。とある公募の落選作です。
傷だらけの溝に埋まる、正体を、君と名付けて見ようとした。
クーラーが効いていない教室から、元気なサッカー部の声が聞こえる。
脇道から逸れ和やかな場所へふと帰り着く。そんな、ひとたびのこと。
どうにもならない物をよく人は嫌うのですね。例えばもうどうにもならない現実やら、自分の才能やら。そんな物は誰でも嫌いでしょ?
しょうじのあな
雨が降ってしまえば、全てが消える。そんな事を思ってしまう事がある。
炎が奔走する少しの熱が 本能にそそぐように、囲炉裏での 祈り願っている詩だと想うことにして
この嫋やかな手
こんなこと書いておいてあれですが、実は関ヶ原自体は見てません
今ここで綱で繋がっている全ての人へ。幸あらん事を。
可視化された幸福がそこらじゅうで、線香花火の化碑を撒き散らしていた
猛烈にしんどくなって書き上げました。
喚きはじめた銀の鸚鵡の あの幼女の、死が黒猫に擬態したものに近く 雨漏りを眺める