タグ: 死 45件

  1. 死に神の恋(5) 死に神の恋 / 小説

    • サムライ
    • 15年前
    • 9,108文字

    みどり濃い公園ににぽつんと建つひなびた食堂。そこに転がり込んだ、猫づれの風来坊、死に神さん、若奥さんの舞ちゃんと怪しい雰囲気。けれども、いつも死の影の寄り添う死に神さん、身分不相応と身を退く決意…

  2. 自殺機 小説

    • 川崎宏平
    • 15年前
    • 5,179文字

    祭の日、俳優の小野寺純は、馴染みの喫茶店にいた。店内に、自殺機について話している老人と中年男がいた。会話に耳を傾けていると、小野寺の携帯電話が鳴る。電波が入りそうな場所を探しているうちに、自殺機…

  3. 逆行の盆(後編) 小説

    • 佐藤
    • 16年前
    • 6,983文字

    落雷で死んだ男は、排泄物を尻から吸い込み、完璧な料理として吐き出す力を身に着けた。吐き出した食物を知人に分け与えると、美味い美味いとありがたがる友人たち。そんな悪ふざけが続く中、旧知の女性と食事…

  4. 逆行の盆(前編) 小説

    • 佐藤
    • 16年前
    • 7,640文字

    雷に打たれて死んだ男が生き返った。見たところ、特に変わった様子はない。しかし、「生から死へ」という自然の摂理を逆行した彼を待っていたのは、不思議な出来事だった。不気味さとおかしみの同居する、ユー…

  5. 蕎麦と卵とチョコレート 小説

    • 児島啓祐
    • 16年前
    • 7,956文字

    そばを愛していたにもかかわらず、そばアレルギーになってしまった太一。もっとも愛するものを遠ざけて生きねばならない彼が、二つの出会いをへて下した結論とは? 新世紀の到来を告げるアレルギー文学。

  6. 蕎麦地獄 小説

    • 児島啓祐
    • 16年前
    • 7,528文字

    蕎麦つゆの中で踊る黒い妄想。かつての知人が告げたのは恐ろしい家族の過去だった。若き俊英が送る傑作短編。

  7. 重力に逆らうな、寝ろ 小説

    • 紙上大兄皇子
    • 17年前
    • 6,207文字

    800万人の命を奪い、禁固2億8千万年の判決を受けた武器開発者アルフォンソ・ベンスラ。超人的な知識人であるとともに「重力に逆らうな」という奇妙な哲学の持ち主である彼の日々を、刑務官の「私」は冷静…

  8. いっしょにあるこう 小説

    • 紙上大兄皇子
    • 17年前
    • 8,047文字

    近未来を思わせる谷底の世界で、「二番目の息子」は声高に叫ぶ。噂が蔓延しないためにも、父の身体が腐る前に葬ってやらねばならない。

  9. あじゃ、てい(抄)

    • ぱるお
    • 17年前
    • 1,374文字

    ドエライコトヤナ ドエラコトヤ……奇妙な囃子が耳に残る、拒まれた者の叫びを綴った自由詩。