超短編小説「猫角家の人々」その53

moonkaguya

小説

1,642文字

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地球之犯罪者滅亡派

オヲムのもう一つの企みは、ロシアで展開された。

ロシア・オヲムは、ほんの数年で4万人もの信者を集め急成長した。オヲムは、当時のエルチョン政権に取り入った。エルチョンの側近と連携した。一体何を目的にしていたのか?エルチョン政権といえば、ユダヤ系のオリガーキ7大財閥と癒着して、ロシア国民の資産を海外に流出させた張本人だ。これが、オリガーキの語源となったのだ。そして、エルチョンは、実は、本名エルシュタインというユダヤ出自の工作員だったのだ。

オヲムの黒幕は、CIAであると述べた。CIAはロックフェラー一味の私兵集団である。1%オリガーキと呼ばれるユダヤ系寡頭独占者のためにのみ働く。ロックフェラー達は、ロシア国内のユダヤ人たちを糾合し、ロシア国内にユダヤ組織を作り上げようとしたのだ。オヲムは隠れ蓑として利用されたのだ。オヲムに集まった信者たちは、実は、ユダヤ人ばかりだった。ロックフェラー達は、かつて、11世紀までロシア国内に存在したハザール系ユダヤ人の国家、ハザール汗国を再建しようと企んだのだ。ロシア国内に騒乱を起こし、国家を分割しようと企図したのだ。

ロシアにオヲムが行く前に、統率教会が進出していたことを指摘した政治家がいた。そして、その統率教会がいつの間にかオヲムにすり替わっていたと。統率教会は、CIA宗教である。オヲムの実質的支配者の一つが、統率だったのだ。つまり、CIAは子飼い宗教統率を使って、ロシアに入り込み、次いで、組織をオヲムに作り替えたのだ。ロシア・オヲムは純正のCIA傘下組織だったのだ。

この恐ろしい事実を指摘した、政治家、石井こうき先生は、朝鮮人似非右翼、ユンペクスの手で刺殺され口を封じられた。ユンペクスは、自分が、CIAに雇われた殺し屋だと自覚はしていない模様だが。

だが、オヲム事件の発覚とともに、ロシア・オヲムの企みは頓挫した。2000年に、エルチョン政権のあとを引き継いだプーチン氏は、ロシア・オリガーキ首領を次々と放逐しロシアから追い出した。そのプーチン氏は、今も、ロシア大統領の座にあるが、2016年には、ロシアにおけるオヲム心理教の活動を禁止した。オヲム信者らを逮捕もしている。プーチン氏は、オヲムがCIA、そして、米国1%オリガーキの傀儡であることを見抜いていたのである。さすがに、KGB出身の英傑である。1%オリガーキが、未だにロシア国内騒乱を諦めていないと察知して、先手を打ったのだ。

1%オリガーキは、ロシア国内での計略は諦めた。その代わりに「旧ハザール汗国」の版図の範疇で引き起こした「乗っ取り作戦」がウクライナのクーデターなのだ。ユダヤ系のアジテーターに雇われたネオナチの暴徒に暴力クーデターを起こさせ、ユーシェンコ政権を倒して、ユダヤ人による傀儡政権を捏造したのだ。オリガーキ「国際ユダヤ資本」を政権の黒幕として、ユダヤ人ティモシェンコ元首相一派とネオナチによる連立政権をでっち上げた。その一連の作戦の司令塔は、米国の悪名高いマケイン上院議員だったのだ。

この蛮行に対して、英傑、プーチン氏は果敢に戦った。クリミア半島のロシア化などやるべきことをやった。1%オリガーキの支配する米国のオバマ政権は、ロシアの正当な行為にひどく反発し、対ロシア制裁を繰り広げて現在に至るのだ。米国のメディアは100%、1%オリガーキの支配下にあるので、ロシアを口汚く罵り、プーチン氏を悪者にした。

日本のメディアもプーチン氏叩きに参戦した。当たり前だ。日本のメディアは、米国同様、1%オリガーキの「奴隷」なのである。戦後70年掛けて、日本メディアは骨抜きにされ、1%オリガーキの謀略を手助けするテロリスト集団と化しているのだ。

英傑、プーチン氏の英明なる判断で、ロシアは、1%オリガーキの魔の手から守られた。そして、トランプ氏の米国大統領就任で、米国もまた、1%オリガーキの支配から離脱しようとしているのだ。まさに、地球規模の福音が訪れているのだ!(続く)

2023年8月7日公開

© 2023 moonkaguya

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