11月7日発売の『文學界』12月号に、大木芙沙子の小説「ふくらはぎ」が掲載されることがわかった。
本人がTwitterで伝えた。
《お知らせ》
11/7発売の『文學界』12月号に大木芙沙子「ふくらはぎ」が掲載されます!もともとは『閑窓 vol.5』に寄稿した作品でしたが、このたび同人雑誌優秀作に選出され文學界転載と相成りました。やったね!なにとぞよろしくお願いします!🙌文學界(2022年12月号) https://t.co/h0l5mQ4dYi
— エレガントザリガニ (@suruse10ver) November 1, 2022
今回掲載される大木芙沙子「ふくらはぎ」は、今年5月に『閑窓 vol.5』に掲載されたものだが、「二〇二二年下半期同人雑誌優秀作」として選出され、転載されることとなった。
『閑窓 vol.5』は、架空の商店街「祝坐町商店街」を舞台に、そこで紡がれる様々な風景を描いた作品を集めているが、大木芙沙子の短編小説「ふくらはぎ」もその世界観に合せた小説となっていた。今回の掲載に、大木芙沙子自身の喜びはもちろんのこと、破滅派同人からも多くの喜びと期待の声が寄せられている。また、高橋文樹は、大木芙沙子の芥川賞受賞を祈ると同時に、次の様なコメントを寄せた。
破滅派に一度でも寄稿すると、文學界に掲載される可能性が2万倍(当社比)になることが立証されましたね。
— 高橋文樹『アウレリャーノがやってくる』 (@takahashifumiki) November 1, 2022
今後とも、大木芙沙子はじめ破滅派同人の活躍に期待したい。また、当はめにゅーで11月中旬頃に公開される「目次だけで見る文芸誌」2022年12月号でも、文學界について紹介する予定なのでそちらも今後参照頂きたい。
コメント Facebookコメントが利用できます