岩手県出身の作家・詩人である石川啄木の業績を称える行事「啄木祭」が、6月9日に岩手県盛岡市渋民地区の姫神ホールで開催される。

今年で死後106年・107回忌を数える石川啄木だが、その評価や研究は年々深まり、多くの人の心を掴んで離さない。石川啄木の郷里である岩手県盛岡市の渋民地区に所在する姫神ホールでは毎年、「啄木祭」が開催されており、石川啄木の顕彰に努めている。啄木祭では、啄木の作品を題材にした合唱や詩吟、劇が行われる。今年は、宮沢賢治・石川啄木を英語圏に紹介する活動を続けている作家のロジャー・パルバース氏による講演なども行われる予定である。世界に紹介される啄木についてより深く知れる講演となりそうだ。その他、啄木祭記念お茶席なども開催される。石川啄木づくしの一日、ぜひ渋民に訪れてみてはいかがだろうか。

2018年度「啄木祭」は、6月9日に岩手県盛岡市の渋民地区にある姫神ホールで開催される予定。入場料が必要であるが、中学生以下は観覧無料。詳しい情報は下記サイトを参照のこと。