猫カフェへ行ったら諸君、ホンワカして終わりだろう。
勿体ない。私は「猫が嫌がるから抱っこ禁止」のカフェで開始、八分でボディトークする。カフェ七匹全てだ。全く、容易いし懐く。それは結局、「コイツ同じ目線だな」なる猫側のアンサーである。然し、スタッフには好かれない。冷やかしの客に「それじゃ駄目だよ」とな水筒に入れたアルコールを呑みつつ絡むからだ。だが出禁には、されない。無論、汚いハナシ、店としては商売道具の猫に大人気の私だからだ。
小説とかも、さふでまさに中間小説。大衆に嫌われていても段階を見極めいて描いているのは熱量がある。
私が嫌いなジャンルはハードボイルド探偵であり所謂、リアリティが非ず。日本で素人がドンパチ、先ず稀有。
私は近隣の野良猫にも大人気である。
ルンペンな身である故、何も与えてはいない。だが毎朝、逢ったら猫が逃げない限り、ずっと話し掛ける。ほぼニャーと返って来る。十年くらい前、山梨にてフェスが有り参加した折に、主催者が連れてきた犬が懐かない! と参加者の女子生が嘆き、あの馬鹿(私)のトコロだけに行く! と嘆いていたが当然である。目線が違うのである。なお、有り難くも商業雑誌デビューして頂いたのは、それからアルコールを嗜むようになったのだろう。その女史の誘いである。
サンクス・ウーマン。サンクス・ロード。
いずれにしろ畜生に愛されるのは何かしろのアーティストの特権である。陋屋なら眺めるゴギも麗しくならば、貴方、昭和初期の藝術家である。
無論、私も近くのコンビニまでの道程、野良猫に五匹は会い、その全てと会話するが、不審者扱いされるのは名誉だと思うべし。
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