第三十一回文学フリマ東京が11月22日に東京流通センター 第一展示場で開催される。

2002年に大塚英志氏の呼びかけにより始まった文学フリマも、年を追うごとに規模や開催地が拡大し続け、発展を遂げつつある。我らが破滅派も2007年より文学フリマに参加し、常連といえるまでの存在感を放って多くの人々に破滅的世界を見せつけてきた。そんな文学フリマも、コロナウイルスの猛威には抗いがたく、通常年二回開催の内、今春の開催は見送られていた。その後、対策・対応を重ねたうえで、規模などを変更し状況を注視しつつ第三十一回東京文フリが開催されることとなった。前回までの開催と異なる点として、具体的には開催時間の短縮や、来場者のマスク着用などの衛生対策強化、見本誌・チラシコーナーの廃止、休憩所の廃止などが挙げられる。

今回、破滅派はなんとブースへの参加登録を忘れてしまった。しかし、委託・ブース協力の目途が付いているため、今回も「紙の破滅派」を頒布出来る方向となっている。出展位置などの詳細は追々お知らせできると思われるので、Twitterの破滅派公式アカウント、ミニコMeなどを是非チェックして欲しい。第16号となる今度の紙の破滅派のテーマは「失われたアレを求めて」である。ノスタルジーや哀愁を感じられるこの文面にどのような原稿が集まっているのか、期待は尽きない。10月19日まで原稿を募集しているので、我こそはと言う方は是非参加も検討してみては如何だろうか。

今回の文フリも成功することを祈りつつ、11月22日を待ちたい。第三十一回文学フリマ東京は、11月22日に東京流通センター・第一展示場で開催。下記サイトなども参照のこと。