ボブ・ディランが、新刊『The Philosophy of Modern Song』を発売することを明らかにした。

長年に渡り世界でも最も著名な歌手の一人であるボブ・ディランが、新刊『The Philosophy of Modern Song』（現代歌の哲学）を発売することを発表した。2004年に発売された『ボブ・ディラン自伝』以来18年ぶりの新刊となる。新刊はサイモン&シュスター社より11月8日に発売される予定となっている。日本語版の発売などについてはまだ明らかとなっていない。

新刊『The Philosophy of Modern Song』には、ボブ・ディランによる、ハンク・ウィリアムズやニーナ・シモンらの作品に触発された、現代音楽に関する60以上のエッセイが掲載されるという。ボブ・ディランの洞察による現代歌の世界に、大きな注目が集まっている。

今年80歳となるボブ・ディランは2016年に歌手として異例のノーベル文学賞を受賞しており、2020年には受賞後初となる39枚目のアルバム『Rough and Rowdy Ways』を発表している。また、その長年に渡るキャリアで、世界中で約1億2500万枚以上のセールスを誇っている。

ボブ・ディラン『The Philosophy of Modern Song』はサイモン&シュスター社より11月8日に発売される予定。詳しい情報は下記リンクも参照のこと。