4月6日付「山陽新聞」文化面にて、破滅派同人・藤城孝輔の著書『村上シネマ』に関する書評が掲載された。
破滅派同人で、映画芸術の研究家である藤城孝輔は、2024年12月に『村上シネマ』を森話社より上梓している。この書籍では、村上春樹の映画評論上の業績から、村上春樹の小説の映画化作品まで、村上春樹及び小説と映画に関するあらゆるインプット・アウトプットを網羅し、また特に「アダプテーション(翻案)」という側面にも注目した書籍となっている。詳しくは高橋文樹による下記の書評も参照頂きたい。
今回、村上春樹の短編集『神の子どもたちはみな踊る』から4作品を映像化したNHK土曜ドラマ『地震のあとで』も放映され、改めて村上春樹の作品に注目が集まる中での取り上げとなった。「山陽新聞」文化面では、藤城孝輔の来歴に始まり、内容の紹介を行っている。藤城はFacebookでこの様にコメントしている。
6日の山陽新聞に『村上シネマ』を取り上げていただきました。5日からは村上春樹の短編集『神の子どもたちはみな踊る』(2000年)のうち4話を映像化した土曜ドラマ『地震のあとで』(井上剛演出、大江崇允脚本)がNHKで放送開始しているので、本書を読んで村上のこれまでの映像化作品をおさらいするとよいでしょう。
藤城耕輔のFacebookより
藤城孝輔、そして破滅派同人の今後の活躍にますます期待したい。
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