夢のような日々

応募作品

小林TKG

小説

5,576文字

サンドバックって書いてたんで、サンドバッグに直しました。危なかったです。サンドバッグはサンドバッグでいいんだよね?大丈夫?

「また網になんか引っ掛かったみたいだ。深喜ちょっと見てきてくれるか」

先輩の熊谷さんが画面をちらりと見て、すぐまた自分のスマホに目を戻してから言った。

「あ、はい」

自分もスマホを眺めていたから、画面に異常発生と出ていたのには気付いていなかった。普通だったら異常が出たらすぐに音が鳴るのだけどうるさいし煩わしいのでオフにしていた。何せ河口部のフィルター、通称網についてるセンサーは思春期の学生の様に繊細でちょっとしたことでもすぐにピーピーなるんだ。大抵枝とか、ちょっとしたビニールのゴミとかそういうの。それでも長時間ほっておくわけにはいかない。異常が発生するとそれがログとして保存される。解除復旧の時間とかも。長い間放置していたのがばれるとさすがに厄介だ。

 

「じゃあ、行ってきます」

スマホをポケットに入れて、あとタバコを持ってから立ち上がった。出かけに、

「そういえば昨日な、祖型島の方でヨットのだったかな?なんかレースのイベントがあったらしいから、それのなんかかもよ」

熊谷さんが言った。そんなのあったんですか?と、喉元まで出かかったが、熊谷さんは相変わらずスマホを眺めていたし、特に何か応答を望んでいる感じでもなかったので黙ってそのまま管理室を出た。

 

自分が今の職場、河口水質調査センターに勤め始めてからもう3年くらい経つ。それが明確に何の所属、付属なのかは知らない。国か県か市か街か町か民間か。知らないで入った。給与が良かったし夜勤専従というのも慣れていたし休みは比較的自由に取れる、転勤が無いというのも魅力だった。だからダメもとで応募した。大して書くことが無い履歴書や職務経歴書を迷惑行為のつもりで送り付けた。そしたら次の日にはもう面接とかって電話が来た。そんでそこにも埼玉に住んでいた頃に東大宮の西友で買った上下七千円のセットアップスーツ着て行った。それなのに結果的に受かってしまった。たいして何の才能も無い自分だから驚いた。最初は疑っていた。

「俺は人柱にされるんじゃないか?」

って。

「職場のストレスを取り払う為の、サンドバッグになるんじゃないか?」

って。

まあ、そんなことは全くなかったけど。でも最初の一年くらいはずっと疑っていた。昨日はニコニコしていた人間が、今日は急変してくるとかそんなのが子供の頃からまあ、よくあったから。親だってそう。教師とかだってそう。近所の人間だってそう。そう言うのってまあ普通だから。

 

今はもうすっかりそういう感情もなくなり毎日平和に同じような生活、日々を送っている。毎日薄暗い職場に出かけて画面の前に座る。あとは朝までそこで過ごす。二人体制だから同僚がいて全員が先輩だったが、特に誰も何も求めてこなかった。みんなスマホやタブレットを眺めてた。だから自分も自然と同じような感じになった。ただ異常が無いかどうかを一時間に一回チェックするだけ。異常があったら今みたいにその場所に行ってチェックしてリセットボタンを押す。あとは管理室でスマホ眺めたり喫煙スペースでタバコ吸ったり。出来る人間だったらこういう時に資格取得の勉強とかするのかもしれないが、自分にはそいう上昇志向が無い。そもそも仕事に興味が無い。仕事って生活の為の手段でしょ?死んだら一緒じゃん。

 

だから、今の生活にはそれなりに満足している。それなりって失礼か。すごい満足している。なんていい職場かと思う。思ってる。

 

管理室脇の階段を下りて問題のセンサーの所に向かった。その間も帰ってからの事を考えていた。帰りに西友に寄るかビックエーに寄るか、どっちにしようかなってそういう事。そんでお酒を飲むか飲まないかってそういう事。

 

「おお?」

問題の河口部のセンサーは相変わらず暢気にエラー表示を明滅させていた。いつもの様に暗い水面をライトで照らしてちゃちゃっと確認してからリセットボタンを押した。

 

しかしいつもそれで消えるはずのセンサーの異常が消えなかった。岸辺の所で何かが跳ねる音がした。その辺りにライトを向けると緑色の何かがいた。メロンソーダのような緑。

 

こここここ きゅいきゅいきゅい こここここ

 

何かの声音のような、イルカのエコロケーションの映像で聞くような音。岸辺に緑色の何か、見たことないものが蠢いている。ナマコのような形状のそれ。大きくはない。小さめのナマコか、大きめのアメフラシかって言う感じの。その間際まで近づいてみた。

 

「なんだこれ?」

ライトの光が嫌なのか身を捩っている様に見える。メロンソーダのような緑色の体が岸辺の砂にまみれている。そして、どうしたもんかと思った次の瞬間それが大きく跳躍して自分に向かって飛びかかってきた。あまりに咄嗟の事で何も考えられなかったし、何を思う事も無かった。声も出なかった。

 

次に目を覚ました時、目の前に穴の開いた頭陀袋の様になってるものがあって驚いた。しかし自分が驚いた時にあげる情けない声は出なかった。出せなかった。なんでだ?あと顔を触ろうと思っても手が動かせない。何だこれ?あと、それからよくよくその頭陀袋みたいのを確認すると管理室にいた熊谷さんだった。

 

目とか鼻とか口、耳の穴、そういう各所に緑色のものを大量に突っ込んでいる熊谷さんだった。眼球は二つとも破裂してるらしく、もう識別が付かない。いや、そもそももう顔の形自体が突っ込まれている大量の緑のモノでゆがんでしまっているからわからない。ああ、だから頭陀袋みたいだと思ったのか。そうか。

 

そんで、緑色のそれを突っ込んでいるのは自分だった。自分の体が緑色の何かになってしまっているんだ。驚いたが相変わらず声は出ない。それに目の前で自分に連結されて両手両足をバタバタとさせている熊谷さんの方が気になった。だから緑の、触手?触手ってことでいいのかな?はじめての事でよくわからないんだけど、まあいいんだよな多分。触手の感覚に意識を集中させた。すると触手が入ってる熊谷さんの内部の映像が脳裏に浮かんできた。多分。多分そう。体内。胃カメラの映像みたいだもん。それが驚くほど鮮明に、そして部分ごとに分かれて脳内に映し出された。

 

外観的にはギチギチに、触手を鼻から口から隙間なく詰め込んでいる様に見えるのに、喉にまだ若干の隙間があった。だから生きてるんだ。そう理解を、合ってるかどうかはわからないけど。した後、外皮から熊谷さんのぼこぼこと変形した喉を締めた。余ってる触手をそこに一本二本と巻き付けた。そんで力いっぱい上下に扱くみたいに、ちんぽこを扱くみたいに、ぐんぐんぐいぐいした。そうしているうちにいちご狩りやさくらんぼ狩りみたい熊谷さんの首が千切れて取れた。コナンの漫画の一巻の最初のジェットコースターの事件みたいに血が噴き出すかと思っていたが、体内に詰め込んでいた触手によって圧迫されていたのか、たいして出なかった。これが圧迫止血法というやつかと思った。合ってるかどうかは知らないけど。取れた首は緑の何か、得体のしれない生物になった自分が食べた。咀嚼するとぼりぼりって鶏軟骨串のような音がした。

 

「残ったのも無駄なくいただきます」

その後残った熊谷さんの体も食べた。全部食べた。キレイに。食材ロスとかよくないよなって思ったし。体液を吸って、肉を食べて、内臓も全部むしゃむしゃ食べた。骨についた肉片とかもきれいに食べて、骨自体も綺麗にしゃぶって髄液とかも全部吸ってから食べた。床やあたりに飛び散った血とか体液とかも全部きれいに吸い取った。熊谷さんが着ていた服は汚れてしまっていたが綺麗に畳んで管理室のテーブルの上に置いた。

 

それからトイレに行って鏡を見た。それで完全に記憶の中にある自分ではなくなってしまっているのを確認した。緑の何かになってしまっている。完全に。もう誰も自分を自分と認識することはないだろうなって。そのまま鏡の前で自分の体の動き方とかそう言うのを確認した。だから、人間だった頃に肘だったあたりになってた部分がどうやって動くのかとかそう言う事。人間だった時、肘は内側には曲がるけど、外側には曲がらなかった。そういうのはどうなの?って事。あと膝とかはどう?って事。緑色の触手の集合体みたいになった自分。関節はあるのかないのか?動き方はどうなんだ?人間の頃のデータベースを元に動けるのか?みたいな事。

 

そして河口部のフィルターのセンサーの場所から管理室までの導線の床を綺麗に掃除した。なんかぬめぬめが付いてたから。映画とかだとそういうぬめぬめによって、専門的に研究してる人とかに正体がばれたり、最後に殺されたりする。爆破されたり。あと管理室からトイレまでの導線も雑巾を使って綺麗にした。掃除に使った雑巾等は排水溝でごしごしと洗ってから漂白剤を入れたバケツに入れた。地面に接着する部分には食堂とかにあったテーブルクロスを巻いたり、各部屋のカーテンを巻いたり、さっき畳んだ熊谷さんの服を使ったりした。熊谷さんごめんなさい。でも自分熊谷さんを無駄なく使ってますから。

 

その後はセンサーのエラーをチェックしたり、リセットボタンを押してエラーを復旧させたり、一時間に一回チェック表にチェックしたり。字を書くとか、パソコンの簡単な操作とか、タブレットで動画を見たりとか、いつもと同じような事をしていた。んで、それをしながら朝まで触手を凄く速く動かす練習をした。動画を見ながらとか移動しながらとか。そういう合間合間に。ずっと。

 

朝になって本来だったら自分が帰宅する時間になると、河口水質調査センター正面入り口近くの部屋に陣取って、そこで出社してきた職員を一人ずつ全員殺した。片方の耳に触手を突っ込んで頭蓋骨を貫いて殺した。老若男女構わず同じ方法で殺した。

「はれれええ?」

厳格そうなスーツの男性や、若いオフィスカジュアルの女性、掃除のおじさん。みんな耳から触手を突っ込んで脳みそをブリブリ通って反対側の頭蓋骨から貫通させるとそんな声をあげた。そんで目があっちこっちに向いて。涎を垂らして痙攣して死んだ。中には二、三歩踏鞴を踏んで死ぬ人もいたし、起き上がろうとする人もいた。でも概ね同じ。こうしてみると人間に差別や上下関係が存在するのが不思議に思えてくる。

 

殺した人は全員残さず食べた。服は脱がして畳んでポリ袋に入れた。それを繰り返すうちに自分がどんどんと元気に、そして体が肥大していくのが分かった。一回に動かせる触手の量も増えたし、正確さとかそう言うのも精度を増したし、そのうち体液を吸ってとか面倒な手順を踏まずとも丸ごと放り込んで、バリバリぼりぼりと咀嚼して食べれるようになった。

 

あと字もペン習字を習っているのかと思えるほど綺麗に書けるようになったし。視力や聴力も子供の頃の様に鮮明になっていった。嗅覚だって犬には及ばないかもしれないけど、なんか遠くのカレーの匂いとかわかるようになった。それに頭の回転も良くなってる。多分。だって忘れたと思っていた記憶がもりもりと湧いてくるんだ。子供の頃の記憶。家族で厚生年金施設のお風呂に入りに行ってた記憶とか。学生時代ずっと窓の外を眺めていた。その時の山肌の風景とか。まるで写真の様に鮮明に。NETFLIXにあるカラーで蘇る第二次世界大戦みたいに。

 

一通り朝の出勤者を全部食べ終えた頃には、もう河口水質調査センターの一室には収まらない程に自分の体が大きくなっていた。だから集めたおべべとかを持ってセンターの裏手に行き、大型資材運搬口からそっとあたりを見回して誰もいないのを確認してから、外に出て河口部近くから川に入水してそのままの勢いで海に向かった。

 

新しい体で見る水の中の世界は美しかった。どこもかしこも美しかった。本当に、本当にすべてが美しかった。水の流れ、生き物の営み、水底に生える海藻、珊瑚。蟹、海老、貝。砂の模様に至るまで、すべてが美しく、愛おしくなった。一つとして同じものが無い。また水の中から見上げる空の色もまた、どこまでも青く。雲の色は白く。夏が近づいているのか入道雲があったりして。そのどれもこれもにラピュタが隠れているような気がした。

 

素晴らしい世界だった。世界は美しいものにあふれていた。なんてこった、なんてこった信じらんねえ。夢のような日々。夢のような日々だ。最高だ。そう思った。これから本当にそうなる。毎日毎時間毎分毎秒そう思えるようになる。きっとそうなる。そうなってくれたら。そうなってくれたらいいけど。

 

そのまま泳いで祖型島に向かった。島で開催されいるヨットかなんかのレースイベントは二日に分けて催されているらしかった。そこまで行って、センターの時と同じようにまた人間を食べて回った。一人残らず食べて回った。あと今度は一人の人間を100個のパーツに分けて並べてみたり、1000個にして並べてみたり、しょうがやニンニクやトリュフを削るみたいに岩で擦ってみたり、足首に触手を絡めて振り上げてから地面に叩きつけたり、それを何度も繰り返したり、潰して混ぜてパテにしてみたりした。

 

人間を全部食べてから少しすると、猛烈にお腹が痛くなってきた。海に入ると大量のうんこが出た。それを目当てにプランクトンやら小魚が集まってきて、更にそれらをエサにしようと大きな魚が集まってきた。そんな光景を見て自分がその循環の中に含まれているのが誇らしいと思った。なんて誇らしいんだって。

2021年6月23日公開

© 2021 小林TKG

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"夢のような日々"へのコメント 27

  • 投稿者 | 2021-07-20 22:51

    まずはエイリアンVS.熊谷ということで、無数の触手に弄られた熊谷市の今夏の平均気温は、去年より3度ほど下がるでしょう。
    「そもそも仕事に興味が無い。仕事って生活の為の手段でしょ?」という主人公のセリフは、「受け身侵略SF」とでも称すべき展開から後半主人公がエイリアン化して手段としての触手を手にしたとき、重みを持つように感じます。
    「夢のような日々」とはまさに労働から解放され、ただ欲望のままに自由に生きて、循環の一部となること。SDGsも太刀打ちできない持続可能な社会をここに見ました。

    • 投稿者 | 2021-07-25 04:27

      感想いただきましてありがとうございます。
      SDGsって最近新聞の広告欄とかによく出ますよね。新語ですかね?でも、とりあえず申し上げておきたいのは、私はそれを古戯都様のこの感想で知ったという事です。ありがとうございます。シーシェパードの略称みたいで素敵ですね。あと熊谷市の温度を下げてしまって申し訳ない気持ちです。日本一暑い事を誇ってるのにそれが私のせいで岐阜とか高知に抜かれたら、それはもう袋叩きにされてしまう可能性があり戦々恐々としております。

      著者
  • 投稿者 | 2021-07-21 02:51

    はじめまして。
    「悪夢のような日々」の間違いではないかと思いましたが、確かに考えてみれば、自分を脅かすものなく他の生き物全ては食べる=自らの一部にできる世界、さらに自分の排泄物も自分の食べ物に食べられ循環する、まさに自分自身が即ち宇宙であるような理想の境地なのかもしれません。しかし清々しさが無くグロテスクな印象なのは何故であろうか。有頂天になっている主人公が、だしぬけに現れたより強い生き物に残酷に食べられる、そんな冷や水をあびせるようなエンディングであったとしたらと想像します。そういうサド的な、歪んだ鏡像としての自分たちの生きる世界が垣間見えるような気がしました。

    • 投稿者 | 2021-07-25 04:32

      感想いただきましてありがとうございます。
      はじめまして。
      最後のあの辺は、どうやってこの話を終わらせるか。やべやべやべ。4000字が標準だって言ってるのにもう5000字超えちゃってるよ。終わろ終わろ。さっさと何とかして終わろ。
      って思って、もうとにかくうんことか書いて終わろ。って思って書いたんです。ごめんなさい。うんことか書いてたら、意外と受けがいいのかなって思って。

      ヨゴロウザさんの作品の最後の三行の方がよほど素敵で、悲しみと諦観があって最高ですよ。

      著者
  • 投稿者 | 2021-07-21 21:57

    ああ、しまった。触手系食人ネタがかぶってしまった。本当に申し訳ない。なので、今回は個人的には低い評価をつけにくい。やはり海の世界は弱肉強食である。

    凄惨な状況を冷めた目線で描く視点はいつものとおり一貫していてすばらしい。河口水質調査センターという特殊なお仕事もの小説としても読める。当たり障りのないコメントばかりでごめん。

    • 投稿者 | 2021-07-25 04:37

      感想いただきましてありがとうございます。
      前回もゾンビの話で、人食べたりしてたんで、今回もそれで大丈夫かなって思ってたんですけども。大丈夫だったんだとしたらよかったです。

      寧ろこっちがかぶったっていう事でもいいくらいです。はい。こいつかぶせてきたんだよ。って言って回ってもらっても構いませんので。ええ。

      著者
  • 投稿者 | 2021-07-22 06:13

    閑職にある間に自己を向上させる活動をなにひとつ行わなかった主人公が、緑色の物体になった途端、素早い動きを練習したりするようになった変化が面白かったです。

    • 投稿者 | 2021-07-25 04:41

      感想いただきましてありがとうございます。
      メンタリストのドラマとかでもジェーンが人間っていうのは変わらないもんだ。って言ってましたし。

      だからもう原型ないくらい完全に変わったらなんかやれるかなって思って。はい。あるいは私自身が持ってる何かのコンプレックスかもしれません。

      著者
  • 投稿者 | 2021-07-22 13:57

    私は釣りが趣味なので湖で竿を振っているとたまに水質調査員の方がやってきて水を採取していきます。話を聞くと湖水の成分を分析して生態系を調査しているようですね。世の中には色々な仕事があるものだなあと感心しました。小林さんのなんのこっちゃ感が強く出ていて楽しく読ませてもらいました。最後〆方も良かったと思います。

    • 投稿者 | 2021-07-25 04:47

      感想いただきましてありがとうございます。
      前回の合評会品において、諏訪さんからなんのこっちゃ感が薄まったという感想をいただきまして、んで私は私で、
      「これなんか破滅派かなあ。破滅派感が無い気がする」
      というのが自身の中にありました。

      で、この二つの考えを統合した結果、
      「なるほど、私の破滅派感って言うのは、諏訪さんのいうなんのこっちゃ感なんだな!」

      となりまして。ええ。今回は若干数か、あるいは人によっては多量に見えるのかわかりませんが、前回よりは入れたという感じです。

      著者
  • 投稿者 | 2021-07-22 15:59

    面白かったです。なんだかよく分からないけど緑色の化け物になったことを割と素直に受け入れていたり、微に入り細に入った食人の描写も楽しく、拭き掃除をしたり服を畳んだりしてるけどどうやってできるんだろうとか、そう言うのがツボにハマりました。楽しめました、感謝感謝。

    • 投稿者 | 2021-07-25 04:51

      感想いただきましてありがとうございます。
      なんだかよくわからないけど緑色の化け物になって、んでそれを意外と受け入れるって破滅派感があるんじゃないかと思って書いてました。

      他の人が普通に海でキャッキャしたりしてる話を出して来たら、浮くなあって不安でしたけど、楽しんでいただけたのなら幸いです。

      著者
  • 投稿者 | 2021-07-22 21:42

    楽しく読みました。個人的には西友七千円のセットアップスーツというディテールに感じ入りました。
    私は国分寺西友で買った一万円のセットアップを今でも大切に使っております笑。
    あとは細かいところですが、比喩にNetflixが出てきたのにも興味を持ちました。ここ最近現れたものや流行語を使うのを自分は躊躇しがちですが、こういう風に使っていってもいいかもなあと思いました。

    • 投稿者 | 2021-07-25 04:55

      感想いただきましてありがとうございます。
      その昔、なんかスーツが必要になって、安いの探したらそれが一番安くて、でも近所の西友には売ってなくてネットで探して一番近かったのが東大宮の西友でした。次はもう巣鴨とかでした。検索結果には国分寺もあったように思いますね。
      あと、ネトフリは普通に入力すると、どうしてもネットフリックスってカタカナになっていたのをわざわざ英語にして入れました。こうしてそこに着目してくれる方が居てくれてよかったです。

      著者
  • 投稿者 | 2021-07-22 23:31

    緑のうねうねが服を綺麗に畳んでいるのを想像するとかわいいですね。しかし、主人公の服は一体どこにいったのでしょう、と何となく思いました。
    彼なら畳みそうだなと思いました。別になくても良いのですが。
    海に出て行くシーンで「およげたいやきくん」が私の中で流れてました。すごくぴったりだなと想って。
    なったことはないですが、緑のうねうねになって抱く感覚がリアルで良かったです。

    • 投稿者 | 2021-07-25 05:00

      感想いただきましてありがとうございます。
      主人公の服ってどこ行ったんですかね?全然わからないです。考えてもいませんでした。こうして感想でいただいて初めて、ああ・・・ってなりました。
      ケンシロウってキレた時服破れますかね?もし破れるんだったらそれと同じでお願いします。最悪私自身が北斗百裂拳を受けて破裂してその辺の齟齬の責任を取ります。

      著者
  • 投稿者 | 2021-07-23 12:25

    面白いです。面白くない小説は世界中にたっぷりあるけど、この小説は面白い。引用したい言葉が山ほどあります。言葉の選び方が素直なんですよね。「新しい体で見る水の中の世界は美しかった。どこもかしこも美しかった。本当に、本当にすべてが美しかった」こういう文章はなかなか書けない。私にも書けない。皆、なにかこういう素直な表現はしてはいけないみたいな思い込みがあって、それで書けない。ストーリーにも形而上学的な真実がある。この人の才能を分かって、伸ばして、広げてあげる人がきっといると思う。5月の時も同じことを思った。

  • 投稿者 | 2021-07-25 05:08

    感想いただきましてありがとうございます。
    最上級に褒めてもらってる感じで。ほんとに至極感謝でございます。
    突然全く違う外見の生き物になって、で、それって言ってみたら0歳に戻ったわけで。でもなぜか意識は残ってて、だから美しく見えてもいいかと思いまして。何せ元が人間だったとはもう誰も思わない外見になったわけだし。素直になってもいいかと。なんか、なんとなく。
    次のテーマは海って知って色々と考えましたけど、インパクトでこれにしたんですよね。ここまで褒めていただいたら正解だったかなと思います。ありがとうございます。

    著者
  • 投稿者 | 2021-07-26 15:35

    話の主題とはあまり関係ありませんが、

    「自分が今の職場、河口水質調査センターに勤め始めてからもう3年くらい経つ。それが明確に何の所属、付属なのかは知らない。国か県か市か街か町か民間か。知らないで入った」

    こういう思い切りの良さがある人生を歩める人、フィクションでもそういう人を書ける人になんか羨望してしまいます。

    • 投稿者 | 2021-07-27 16:56

      感想いただきましてありがとうございます。
      河口水質調査センターって文字数稼げるじゃないですかww。だからどうしても使いたくて。テーマも海だし。ですからまあ、河口水質調査センターが何なのかとかは知りません。ただ河口水質調査センターって言いたかったんです。すいません。
      そのおかげで、思い切りの良さがあると思っていただけて、幸いです。

      著者
  • 投稿者 | 2021-07-26 17:52

    何か楽しそうですね。夢のような世界です。
    私は上空から世界の終わりを眺めるところを想像したことはありますが、海から見るか空から見るかはきっと嗜好の違いでしょう。

    • 投稿者 | 2021-07-27 17:02

      今回の自分の合評会品を書く際、諏訪さんが以前合評会で書かれた名誉火星人の事が頭をよぎりました。で、もしかしたらあれのパクリになってしまうんじゃないかと心配になったんですけども、海がテーマの合評会品で考えた話の中でこれが一番インパクトがあって、破滅派感もあるんで強硬的に書かせていただきました。はい。だから、その、ありがとうございます。

      著者
      • 投稿者 | 2021-07-27 17:02

        あ、あと、感想いただきましてありがとうございます。

        著者
  • 編集者 | 2021-07-26 19:36

    俺も服を畳まれたい。ベッドをベットと書くな、ビッグマックをビックマックと書くな、と怒られたことがあるが、多分そのまま読んでしまう。

    • 投稿者 | 2021-07-27 17:04

      感想いただきましてありがとうございます。
      スタレの時からもうそれの事しか頭になくて。ええ。下手したらまた怒られるって思ってはい。心配になるんですよねww

      著者
  • 投稿者 | 2021-07-26 20:04

    ベッドをベットと書くやつと、バッグをバックと書くやつは処刑するので直して正解。
    ちなみにティーバッグはティーバッグが正しい。
    ティーバックとかティーパックって書いてる場合は処刑対象。

    • 投稿者 | 2021-07-27 17:05

      感想いただきましてありがとうございます。
      気をつけます。ただでも、処刑エンドは処刑エンドでおいしい感はありますね。

      著者
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