「彩の国・埼玉りそな銀行 第53回埼玉文学賞」は現在、作品を募集している。

「彩の国・埼玉りそな銀行 埼玉文学賞」は、1969年に埼玉新聞社創刊25周年を記念して制定された文学賞で、長年に渡り「埼玉」に関わりながら文学を志す人々を支援してきた賞である。小説、詩、短歌、俳句の4部門からなる。

埼玉文学賞で求められる題材は、県内在住・在勤・在学者の場合は自由。県外者の場合は、埼玉の事物・風土・人間・歴史など埼玉との関わりをテーマにした作品が求められる。審査員は以下の通り。

小説部門 須賀しのぶ
新津きよみ
三田完
詩部門 木坂涼
北畑光男
中原道夫
短歌部門 沖ななも
金子貞雄
内藤明
俳句部門 鎌倉佐弓
佐怒賀直美
山﨑十生

賞金は小説部門が100万円、それ以外は30万円となる。

規定として、小説部門は、手書きの場合は400字詰め原稿用紙で50枚以内となる。パソコンやワープロの場合はA4の白紙の用紙を横置きにし、1枚あたり40字×30行で縦書き、片面印刷し、原稿用紙に換算した枚数も明記する。詩部門・短歌部門・俳句部門の場合は、詩は2編、短歌は20首、俳句は20句を一組にして応募する必要があり、点数に過不足がある場合は失格となる。縦書きで、手書きかパソコンやワープロで印字し、短歌と俳句は連作の場合は題名を明記する。8月31日が締め切りとなり、その後9月に選考が行われ、10月下旬に埼玉新聞紙上で発表されるという。

「彩の国」とよばれる埼玉の風土からどの様な作品が生まれるのか、是非楽しみに待ちたい。我こそはという方は、埼玉県在住・県外在住を問わず、是非作品を応募してみてはいかがだろうか。詳しい情報や応募に関する詳細は下記リンクも参照のこと。