大木芙沙子の作品「親を掘る」が柏書房刊行の『kaze no tanbun 夕暮れの草の冠』に掲載されることがわかった。

本人がTwitterで公表した。

西崎憲のプロデュースにより、柏書房から刊行されている、短文集シリーズ『kaze no tanbun』の第三巻として刊行される『夕暮れの草の冠』。ここに掲載される作品は、小説でも詩でもない「短文」が掲載されるという。『夕暮れの草の冠』では大木芙沙子を始めとして以下の17人の作者による短文を楽しむことができる。

小山田浩子「コンサートホール」
木下古栗「僕の人生の物語」
円城塔「ドルトンの印象法則」
斎藤真理子「編んでる線」
蜂本みさ「ペリカン」
藤野可織「セントラルパークの思い出」
松永美穂「たうぽ」
日和聡子「白いくつ」
青木淳悟「旅行(以前)記」
早助よう子「誤解の祝祭」
大木芙沙子「親を掘る」
西崎憲「病院島の黒犬。その後」
岸本佐知子「メロンパン」
柿村将彦「髙なんとか君」
斎藤真理子「エディット・ピアフに会った日」
滝口悠生「薄荷」
飛浩隆「緋愁」
皆川博子「夕の光」

素晴らしい執筆陣の中でも、大木の名前が輝いている。大木の作品「親を掘る」を始め各作品についても、「短文」というジャンルとそのタイトルから様々な内容が想像されるが、是非購入の上確認したい。

『kaze no tanbun 夕暮れの草の冠』は、6月24日頃より全国の書店で販売が開始される予定である。詳しい情報は下記リンクも参照の事。