神奈川県横浜市に所在するニュースパーク(日本新聞博物館)では企画展「明治150年特別企画 新聞が伝えた明治――近代日本の記録と記憶」を7月7日から開催する。

幕末から明治に時代が移り変わる中で、庶民に雑多な情報を提供してきた従来の瓦版などに変わり、「新聞」という新しいメディアが誕生した。日本の新聞は明治維新とほぼ同時に生まれ、民権運動や新聞紙条例など政治情勢に左右されつつ発展を共にした。横浜は外人居留地における新聞発行や、1871年に日本初の日刊新聞である「横浜毎日新聞」が誕生した地として日本の新聞史上重要な都市と言える。

企画展「明治150年特別企画 新聞が伝えた明治――近代日本の記録と記憶」では、明治150周年を記念し、明治時代の日本の新聞が同時代の西南戦争、民権運動や日清・日露戦争などの情勢をどのように伝えたのか、約300点の貴重な資料とともに歴史と役割を解き明かしていく。同時代の空気を感じる事が出来る企画展となりそうだ。

企画展「明治150年特別企画 新聞が伝えた明治――近代日本の記録と記憶」は、神奈川県横浜市のニュースパーク(日本新聞博物館)で7月7日から9月30日まで開催される。詳しい情報は下記サイトを参照のこと。