国立公文書館では現在、今年が明治150年目の節目であることを記念し、明治時代の日本を伝える特別展「躍動する明治-近代日本の幕開け-」を開催している。

激動の時代の流れの中で、1868年に「明治」となってから今年で150年となり、日本各地ではこれを記念した文化事業が行われている。国の公文書を扱い保管する国立公文書館で行われる特別展「躍動する明治-近代日本の幕開け-」では、その特色を生かし、「廃藩置県の詔」や「大日本帝国憲法」など明治時代の激動と様々な歴史的事件に直接関係した文書を紹介している。教科書で誰もが一度は目にした、近代史の原点と言える資料をこの目で見ることができる機会となる。

また、国立公文書館のイベントでは初となるプロジェクションマッピングが登場するなど、歴史を五感で体感できる催しともなっている。また期間中の10月20日には、展示内容に関する体験型イベント「明治からの手紙」が開催される。様々な世代の人が激動の歴史を体感できる特別展となりそうだ。

特別展「躍動する明治-近代日本の幕開け-」は国立公文書館で11月4日まで開催される。詳しい情報は下記国立公文書館サイトを参照のこと。