プロフィールの編集方法
これまで破滅派では、編集部でプロフィールの詳細を変更していましたが、2012年よりプロフィールページで会員自ら編集することができるようになりました。2箇所ありますので、以下のページより入力してください。特に作品を投稿している方はすべて入力することをオススメします。
特に「紹介文」をきちんと書かない方がとても多いので、きちんと入力するようにしてください。
紹介文アンチパターン
紹介文でアンチパターン(よくない例)を挙げます。
- なにも書いていない。作品を発表することへのてらいがあるのか、紹介文を書かない人は多いです。しかし、あなたが村上春樹やスティーブン・キングでない限り、基本的に読者はあなたが誰なのかを知りません。きちんと書きましょう。
- 卑下した表現。「しがない物書きです」「下手くそ小説家」などの自己卑下したプロフィールを書く人は非常に多いです。ほんとうに信じられないぐらい多いです。しかし、言い訳をしたからといって作品が面白くなるわけではありません。あなたの魅力が伝わる紹介文を書きましょう。性格的にどうしても卑下してしまう人は、知人・友人などに頼みましょう。
- コンテキストが不明。これはイベントなどで破滅派を知った人などに多いのですが、破滅派や破滅派編集部に対するあてこすりなどが紹介文に含まれていることがあります。しかし、破滅派では——というかWebサイトの読まれ方として——読者はあなたの作品をいきなり読み始め、そして読了後にあなたの紹介文を読みます。この場合、あなたと読者はコンテキストを共有していません。したがって、「意味がわからない」という感想を抱かれることになります。また、そういうあてこすりが面白かった試しがないので、やめておきましょう。
「あなたがだれであるか」ということは読者にとって重要です。あなたはもしかしたら、「作家本人とは離れて読んでほしい」という意思を持っているかもしれませんが、読者はそう思っていないケースがほとんどです。まずは読者のために意味のある紹介文を書くよう心がけましょう。
良い紹介文
日本の作家で自己紹介をこってり書いている作家はあまり知らないのですが、海外の作家は自分を売り込むための紹介文を書いていることが多いです。”3rd person bio” といって、第三者が書いたかのような紹介文になっており、次のような情報とあわせて掲載されています。
- 手がけるジャンル
- 学歴・職歴・出身地・国籍などの履歴書に書きそうな情報。
- 出版歴、受賞歴
- 書評などのうち厳選されたもの
- メディア向けプロフィール(短いもの、長いもの)
筆者が知る限り、SF作家のケン・リュウは1ページにプロフィールをよくまとめています。英語がよくわからなくても参考になると思いますので、ぜひご一読を。