人と人の干渉について
私は、全ての人に言う。
もう、群れるのは止めろ、と。
そもそも、人というのは群れなくても生きれる様に出来ている。最低限のインフラがあれば、人は生活出来る。
これは私の持論だが、人は群れ過ぎると、人としての価値が下がる。
新たな考えを生み出すには、人の考えを学ぶ事は確かに必要だ。そういう意味では、他人の考えに干渉する事は必要だと言える。
だが人と群れ過ぎると、人と似通った考えしか通用しなくなる。それが常識だと刷り込まれてしまうのだ。
ああ、その恐ろしき事。人々がそれぞれ違った考えを持たず、統一した考えを持つ。それはまるで、一九八四年のオセアニアの様ではないか。
・・・・・・勿論、この考えは私も飛躍し過ぎていると思うが。だが事実、私は群れていて成功した人物を知らない。
ここで言っておくが、私の言う「群れる」とは、人との交友関係を完全に断つ事では無い。
世間体等を気にして、悪い関係を結んだりする事を言っている。
人生には、人生観を深め合う友は必要だ。だが群れる事は人生には必要無いと、私は言おう。
群れから離れ、友を見つけ、そして深く思考するのだ。
仮に読者が今群れているなら、私は今すぐにでも、君を群れから追い出してやろう。
怯える事は無い。きっと新しい景色が見えてくる筈だ。
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