まばたきするのは

大川縁

355文字

今まさに庭で野良猫が喧嘩をしています。どちらの猫も威嚇の雄たけびあげ、縄張を守るため必死に格闘しています。この詩はそのような状況で生まれました。

都市伝説の番組を動画サイトで散々見た後、

なにやら自分の日常に蔓延るあらゆるものに不信感を抱き始めた。

陰謀論はブラックホールよりも強い引力で、

凝固した底の熱を伝えて離さない。

「黒いものが右巻きだったのに、左巻きになってる!」

いわゆるパニック状態だ。

しかし同時に、普段は見ようとしない、あるいは見て見ぬふりするものに

異常なまでに興味を持ち始めることができる。

 

2025年の養殖真珠は、何を原料にしようか?

月の裏の顔がいつも言っているだろう?

電子ミラーの行く末は?

空想上のクマが嗅ぎまわっているのは?

 

「何言ってるの?」

さっぱりわからないことだらけで

疑問符を並べる私を嘲笑するかのように、

その時パソコンのモニターが

確かにまばたきをするのを見た。

 

2016年10月27日公開

© 2016 大川縁

読み終えたらレビューしてください

リストに追加する

リスト機能とは、気になる作品をまとめておける機能です。公開と非公開が選べますので、 短編集として公開したり、お気に入りのリストとしてこっそり楽しむこともできます。


リスト機能を利用するにはログインする必要があります。

あなたの反応

ログインすると、星の数によって冷酷な評価を突きつけることができます。

作品の知性

作品の完成度

作品の構成

作品から得た感情

作品を読んで

作者の印象


この作品にはまだレビューがありません。ぜひレビューを残してください。

破滅チャートとは

この機能は廃止予定です。

タグ

この投稿にはまだ誰もタグをつけていません。ぜひ最初のタグをつけてください!

タグをつける

タグ付け機能は会員限定です。ログインまたは新規登録をしてください。

作者がつけたタグ

散文詩 自由詩

"まばたきするのは"へのコメント 0

コメントがありません。 寂しいので、ぜひコメントを残してください。

コメントを残してください

コメントをするにはユーザー登録をした上で ログインする必要があります。

作品に戻る