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純文学風の詩です。読み終わった後に、寝転んでみてください。

160文字

長火鉢の、

冷え切った、灰の底。

二階借りの、

薄い板壁の向こうで、

誰かが、激しく咳き込んでいる。

新聞の端で、

安煙草が、

じりじりと、焦げた。

明日も、

明後日も、

この煤けた天井を、

ただ、眺めるだけ。

安物の足袋が、

親指のところから、

白く、破れている。

直す気力もない、

僕の、

日々の生活のように。

夕暮れが、

泥のように、

路地を染めてゆく。

© 2026 宮國 凛斗 ( 2026年6月1日公開

作品集『タピオカパールを噛まずに飲む』最新話 (全2話)

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