東京都の重心

大川縁

408文字

国分寺市富士本にある東京都の中心、ではなく重心についてです。そもそも東京を指の上でバランスをとろうという発想が面白いですね。

国分寺市富士本三丁目には「東京都の重心」がある。

これは公益財団法人日本数学検定協会が、実験により求めたのだという。

 

重心の近く「富士本90度公園」という小さな公園には

数学の日に設置された案内板があり、その説明書きによると、

島嶼部を除いた東京都の、十分大きく、厚さが一様な板状の地図があるとして、

それを指の上に乗せた時に、たった一か所うまくバランスをとれる点が

この富士本三丁目にあたるのだそうだ。

 

実際に行ってみると重心地区は閑静な住宅街で、

この辺りに住んでいる人が、重心のことを知った上で住んでいるのか、

それとも知らずに住んでいるのか気になるところではある。

 

富士本はその名のとおり、

かつて富士信仰に基づいて祀られた浅間神社があったことからきており、

東京都の重心で、日本一高い山を拝むと考えると

ずいぶんと縁起が良い所なのではないだろうか。

 

2016年10月22日公開

© 2016 大川縁

読み終えたらレビューしてください

リストに追加する

リスト機能とは、気になる作品をまとめておける機能です。公開と非公開が選べますので、 短編集として公開したり、お気に入りのリストとしてこっそり楽しむこともできます。


リスト機能を利用するにはログインする必要があります。

あなたの反応

ログインすると、星の数によって冷酷な評価を突きつけることができます。

作品の知性

作品の完成度

作品の構成

作品から得た感情

作品を読んで

作者の印象


この作品にはまだレビューがありません。ぜひレビューを残してください。

破滅チャートとは

この機能は廃止予定です。

タグ

この投稿にはまだ誰もタグをつけていません。ぜひ最初のタグをつけてください!

タグをつける

タグ付け機能は会員限定です。ログインまたは新規登録をしてください。

作者がつけたタグ

散文詩 自由詩

"東京都の重心"へのコメント 0

コメントがありません。 寂しいので、ぜひコメントを残してください。

コメントを残してください

コメントをするにはユーザー登録をした上で ログインする必要があります。

作品に戻る