菅原典子

1,609文字

暴力的な映画と戦争映画とソフィアコッポラの映画ばっかり見てたら、書きたくなってかいたものです

 

裾がほつれて見えた背が

肉と肉の階段で

下品な電話のベルが、奥

腹を据えた人が、塩

清め、病気と和解して

結婚できぬと言っていた

出来ぬと言わせる苦しみよ

鎖の時計が錆びわたり、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

頭皮で発芽するような

朝を迎えて、もどれぬ、師走

童話に耳をもがれるような

泥泥、甘、ペイ

ああ

ファンファーレ、蝿

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

外気

 

外に出ろと

言わずと知れた婆が言い

ひたり、背中ににじり寄る

肺が痛いと有名大が

ヴィジョン、ニート、有名大

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

首長松木

 

ヴァン、ヴァンと横断歩道の真中で、日本人を悔恨、恨

顎がなくて、持久戦、

長すぎ、オーダー何分前よ

家族で、円を、囲んで、さい箸、スワンの首と鉄火巻き

松木が泣いたあの駅で、被り物たる、首、梨、着崩れ、道化の松木

南無阿弥陀仏といやフォンが

茶封筒なんて、

ダサすぎ、ライブで右足、なんども踏むな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

黄土

 

毛皮を拾ったその先で

夢が途方にくれたような

巫女が、タッセル振るような

皿を8枚、切るような

蛍光、体内あぶらに浸し、癖

厚くお粉を圧した顔に時代遅れのスーツが踊る

土地改良に躍起です、モノポリーがほんとにちかく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鳥やモツ屋を梯子して、

見切り発車の繁華街、すみ

一つまみ分のそこがどうも涼しくて、

鉄の匂いの間欠泉、饒舌、巻き舌、午後7時

あかい冠、もてあそび

切られた髪のけ額につけて

あかい冠、もてあそび

突風で切れた額が髪を食い

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

詩的な造作とおっしゃった

女は此れかとうな垂れた

ペンキが白く、湧き上がり

見たくもないのに模られ、

キャメラのレンズに蜘蛛が這い

背中の骨を蟻、巣食う

皺皺、雛鳥、タイヤ跡

臍上、さらりと油揚

ブルーシートの利便性

末恐ろしき、古い舟

夕日と湿気で喜劇など、あほうさらして、0を踏む

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おちゃらけた光を吸って陶器

さびしい花瓶の水の音を固体、気体、と線で割る

敷いた石の隙間に胆石を置いて、

王手、などとよく言ったものだ

一月初めの心意気を持たねばよいのだと、

20本も映画ばかり覧と、覧

2011年2月7日公開

© 2011 菅原典子

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