高橋文樹の小説「pとqには気をつけて」が、日本文藝家協会の文芸アンソロジー『短編ベストコレクション ~現代の小説2019 ~』(徳間書店)に収録されることが明らかとなった。
今回、日本文藝家協会『短編ベストコレクション ~現代の小説2019 ~』に掲載される「pとqには気をつけて」は、「小説すばる」SF特集号(2018年10月)初出の数学SF小説。数学の問題に登場する「移動する点」が題材となっている。10年ぶりの雑誌掲載作でありつつ、京都SFフェスティバル合宿座談会において飛浩隆氏や大森望氏からも高い評価を受けるなど、高橋文樹の力量を示す異色のSF小説である。
『短編ベストコレクション ~現代の小説2019 ~』は高橋文樹の他にも、直木賞作家の藤田宜永と小池真理子を始めとする総勢18人の作品が収録されている。是非、この機会に読んでおきたい文芸アンソロジーである。
日本文藝家協会の文芸アンソロジー『短編ベストコレクション ~現代の小説2019 ~』は、徳間文庫より6月11日に発売される。詳しい情報は下記リンクを参照のこと。
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