戦後間もない1948年(昭和23年)に国立国会図書館が誕生してから、今年で70周年。国会図書館はこの70年間で様々な発展や変革を遂げたが、国会の活動を補佐するための情報収集、国内の印刷物の収蔵・提供と言う特別にして基幹の業務は今も変わっていない。この度、開館70周年を記念し、国会図書館では様々なイベントを企画しているという。

一般利用者向けのイベントは、記念シンポジウムとして、国立国会図書館支部図書館制度創設70周年記念国際シンポジウムが3月1日に、また納本制度70周年記念国際シンポジウムが6月以降に開催が予定されている。記念の展示会として、「本の玉手箱―国立国会図書館70年の歴史と蔵書―」が東京館及び関西館でそれぞれ10月以降に開催される。

図書館行政関係者向けのイベントとしては、2018年アジア太平洋議会図書館長協会(Association of Parliamentary Librarians of Asia and the Pacific=APLAP)の東京大会が開催される。

現在は予定として時期が確定していない、あるいは詳細が明らかでないイベントが多いが、図書館愛好者としては是非記憶しておきたいイベントと言える。国会図書館の更なる発展を期待したい。