童話文学賞の老舗・JX-ENEOS童話賞が、2017年も3月1日(水)より作品募集を開始した。対象はアマチュア作家による未発表のオリジナル作品で、テーマは「心のふれあい」、枚数は400字詰めで5枚以内となっている。〆切は5月31日(水)まで。

JX-ENEOS童話賞は、JX-ENEOSの前身である共同石油によって1970年に立ち上げられた文学賞だ。わずか5枚以内という手軽なボリュームと、にもかかわらず最優秀賞の賞金が100万円(一般の部)という高額さも手伝って、童話作家の登竜門的存在としてお馴染みになっている。優秀作品は童話集『童話の花束』としてENEOSのサービスステーションなどで配布されるので、ENEOSユーザーであれば見覚えのある人も多いことだろう。

応募区分は「一般の部」「中学生の部」「小学生以下の部」の3部門で、それぞれ最優秀賞・優秀賞・佳作・奨励賞が設けられている。受賞者は10月中旬を目処に『童話の花束』ウェブサイト上で発表される予定だ。童話作家志望者は、ぜひ腕試しに応募してみてはいかがだろう。