短編から長編まで、多彩なジャンルのフィクションが揃っています。破滅派らしい物語をお楽しみください。
一九九二年初夏、三十一歳の私は室生古道をカメラを片手に歩いていた。ここで出会ったハルさんと彼女の躑躅は私にとって忘れられないものであったのかもしれない。
彼は自身が山羊であり続けるために、世界を山羊にした。
五日後は最高の日になるさ! 六日後はムカデだらけの雨の日々になるさ……。
たえず時間は流れ続けている。 「ああ、ごめん。ビールを。」 「え?」 そう十年前に言っていたおじいさんから、ひさしぶりに手がみがとどいた。内容はこうだだった。──裸になってとびだすと、例えば七千…
神奈川文芸賞2022、1次審査通過作(19/374)。
ナショナルジオグラフィックの2022年5月号を見て書いたので、このままでは申し訳ないと思って買いました。Amazonで。中古ですけども。
ネオソ連の成れの果て。 あなたにも、わたしにも、そんなものがあったかしら?
北斗七星とセックスしに宇宙へ行くヤンキーの話。大学の卒論を書いてたときあたりにこんな感じの悪夢を見たような見なかったような
(ホラー × ペドフィリア × 希死念慮) 廃校となった田舎の小学校。そこに現れるのはいつも赤いランドセルの子どもだが、日によって「顔」が違うという。 ※この作品は生成AI(Gemini 2…
BFC7応募作。投稿時のペンネームは「ちなみにタラバガニはカニじゃなくてヤドカリの仲間」。ちなみに好きな蟹専門店は札幌かに本家です。
気持ちが悪いんだ 君は確かにソコにいて、僕の手を握ってくるから… 僕が今ココにいるって、確認出来るんだけど だけどそれって、僕にとってはやっぱり気持ち悪い事なんだ 「また書き込まれてる…」 お店…
kissだけで濡れることなんてないと思ってた その日は割りとお店全体的に暇な日で、お店は個室待機のお店だからお部屋の中で1人暇を持て余していた 「 ‥ 」 買ってきた漫画も読んじゃ…
いつもは私があなたを待っているはずなのに 今度はあなたが私を待ってくれているみたい ドアをノックして部屋に入るとそこには‥ 「こんにちは」 「あ、初めまして」 ガウンを着て、すっか…
「‥この年齢でちょっと恥ずかしいんだけどさ‥」 って、伏し目がちにその人は言った いつも私を指名してくれるその人には“夢” があるらしい 「誰にも‥何だか言えなくて」 その人はちょ…
僕は福島県の平(いわき市)に生まれた。 父親は猪苗代湖の畔に位置する翁島集落の農家の出身で、定かではないが江戸時代には会津藩の足軽だったという。調べてみると足軽とは一…
乳がんで左乳房を失ったナマコを温泉に連れて行きたいと思った。 手術前にはふたりで温泉旅行をすることも多かったのだが、4年前に手術をした後、ナマコを温泉旅行に誘っても「温泉に行っても…
朝、洗濯機が動いて「ウン~ウ~ンウン・・・」と機械的な唸り声をあげている。 僕は、鏡を見ながら歯を磨いている。 鏡の中で歯を磨く自分の姿がブレて二重に見える。子供の頃から乱視なので「いつものこと…
あなたのその私の顔色を窺うような目がものすごく嫌だわ そしてその何かを期待しているような顔も苦手 私があなたにしてあげられることなんて、きっと限られてる あなたのことを好きなだけじゃ…ダメ? そ…
破滅派は同人サークルから出発していまや出版社となりました。
破滅派の書籍は書店・通販サイトでお求めいただけます。