大川縁の支離滅裂な詩集です!とうとう詩は誰にともなく未知の領域に踏み込みました。ひっそりと暗がりで囁かれた言葉の集合はどんな頭痛薬よりも効目抜群です。なんだかモヤモヤして眠れない夜をより一層不可…
僕、六睦が船着場に住み着いたのは六年前である。龍神様に会いに行った母が帰ってくるまで、ここで待ち続けるのだ。 雨の中をやってきたやえと僕が交差する時、僕は母の言葉の意味を知る――激動の明治十年…
薬中パラノイアの『私』は毒煙草と寄り添った半生を、すれ違っていった彼や彼女やあいつとの煙たい思い出と共に語りつくす。
今日が昨日に変わるまでのひとときに、明日を今日にするために。 まどろみの中で私たちは、不意にきれいな夢を観る。
ずっと、沼の底にいる。息ができない。大学一年生の夏休み、私はいつものように絶望していた。世の中が理不尽なことは知っている。しあわせなんか、求める権利もないんだ。 母と娘を描く短編連作、一作目。…
全ての人間は混血である。しかし多くの日本人は自分が単一的であると思い込む。その中で単に国籍や文化の違いで混血・ハーフと呼ばれた者は今日も立ち尽くす。 某有名投稿サイトで削除されネットを流浪…
ライラと結婚することになったのはおそらく、ハジの短い人生の中でもっとも喜ばしい出来事だっただろう。ライラにとっても同じだったかどうかはハジにはわからない。いつの間にかそっと肩によりそい、老犬のよ…
辺境の底辺。 作者のそんな暮らしを書きました。 実際にあったことに基づく私小説なので、 過度な期待はしないで下さい。 チンポが嫌い。 絵が嫌い。 だから就職できないんだという…
※「血は世界に満ちて」のIF的続編である。 “私”が終焉を遂げず、生き続けた数年後。未だ数々の個人的苦しみを背負いながらも“私”は社会に埋没して生きていた。ある日、学生時代の友人である吉村…
チェリー手提げ暗函からデジタル一眼レフまで、二十世紀はカメラにとっても激動の世紀だった。 写真に取り憑かれ、カメラに魅せられ、運命を狂わせた曽祖父。写真への情熱を忘れられなかった祖父。写真を恐…
森林限界に住む少数民族と彼らの神話の話です。
佐藤太郎は、新潟県の保守的な家に生まれた法学部の学生。 ある日、彼は面接で言われるのだ。 「お前は、熱意がない!」 ちょっと待ってくれ。熱意って、一体何なんだ?! 彼の身の回りの…
都内のIT起業で働く「俺」は、ある日突然、駅でパニックに巻き込まれる。たまたま居合わせた女子高生のカズと一緒に駅の用具室に避難した俺は、ゾンビのようなものを目撃する。それから数週間の間、人々はい…
「たしかにSFの90%はクズだが、あらゆるものの90%はクズだ」と、SF作家のセオドア・スタージョンは言っている。ということは、つまり、SFの最大派閥、もっとも正しいSFとは、クズSFだというこ…
東京のスラム街「山谷」に暮らす男とルームシェアを開始することになったタカハシ。あるかなきかのつながりが、人生の深淵を垣間見させる致命的なつながりとなる。高橋文樹北千住時代(2004年〜2008年…
魂は貸したつもりが質流れ——泉鏡花の名作『歌行燈』を材にとり、全編七五調のみで書かれた衝撃のヒップホップ小説。耳を澄ませば、聞こえくるのは怨念怨。ぜひ声に出して読んでみてください。
短編 ― 詩 ― 書簡 の3編からなる連作です。ゆすらうめ鉱の秘密が明かされます。 電子書籍版の巻末にはあとがきとして『破滅派10号』に掲載された著者インタビュー『破滅から遠く離れて』と散…
破滅派は同人サークルから出発していまや出版社となりました。
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