KADOKAWAが3月20日に、埼玉県所沢市ところざわサクラタウンで京極夏彦と宮部みゆきによる朗読&トークイベント「桜時 ~ストーリーテラー~」を開催する。

 昨年も開催し好評を博したイベントが今年も開催される。

 京極夏彦は1963年北海道生まれ。小説家・意匠家。1994年、妖怪小説『姑獲鳥の夏』で小説家デビュー。『魍魎の匣』で「第49回日本推理作家協会賞」、『嗤う伊右衛門』で「第25回泉鏡花文学賞」、『覘き小平次』で「第16回山本周五郎賞」、『後巷説百物語』で「第130回直木賞」、『西巷説百物語』で「第24回柴田錬三郎賞」を受賞するなど、ほか受賞歴多数。

 宮部みゆきは、1960年東京生まれ。1987年『我らが隣人の犯罪』で「オール讀物推理小説新人賞」を受賞しデビュー。92年『龍は眠る』で「日本推理作家協会賞」長編部門、『本所深川ふしぎ草紙』で「吉川英治文学新人賞」、93年『火車』で「山本周五郎賞」、97年『蒲生邸事件』で「日本SF大賞」、99年『理由』で直木賞、2001年『模倣犯』で「毎日出版文化賞特別賞」を受賞。ほか、受賞歴多数。

 なお特製Tシャツ付きなど特典付きチケットも販売。詳細はHPで確認してほしい。

 昨年、百鬼夜行シリーズ17年ぶりの新作長編『鵼の碑』(講談社)を発表し、変わらぬ人気ぶりを見せた京極と、長い間日本の第一線で活躍し続ける宮部の共演するイベント。このような機会を逃す手はないだろう。