乃木坂46の高山一実による小説「トラペジウム」が、11月28日にKADOKAWAより発売される。
高山一実(24)は2011年8月の乃木坂46第一期生オーディションに合格し、翌年CDデビュー。雑誌「ダ・ヴィンチ」に2016年5月号から2018年9月号まで小説「トラペジウム」を連載した。乃木坂46からの小説家デビューはこれが初である。
小説「トラペジウム」は、アイドル志望の女子高生が「SNSはやらない」「彼氏は作らない」「学校では目立たない」「東西南北の美少女を仲間にする」という4つの誓いを守りながら仲間を集め夢へ突き進む10年間を描いた青春小説であり、「アイドルがアイドルを描いた小説」として注目を集めていた。今回の単行本化に当たり、ダ・ヴィンチ連載時より大幅に加筆が行われている。
単行本化に際し、小説家の中村文則は「これは一つの青春の終わりから、次の青春へ向かう物語」、同じく小説家の羽田圭介は「時折あらわれる、鋭い“いじわる”表現が良い」とコメントを寄せている。近年様々な芸能人が小説家デビューを果たし、文壇に新たな風が吹き続けているが、高山一実はどの様な位置を占めるのだろうか。小説家・高山一実のこれからに期待したい。
小説「トラペジウム」はKADOKAWAより11月28日に発売される。詳しい書誌情報は下記リンクを参照のこと。
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