同志社女子大学が3月1日~10日まで、京都府京都市にある堀川御池ギャラリーで女性と言語をテーマとした展示会「Women’s World of Words」を開催する。

 この展示会では、同志社女子大学学芸学部メディア創造学科教授の髙木毬子、同志社女子大学学芸学部国際教養学科准教授Maria L. CORREA、関西外国語大学外国語学部助教Isabel Fassbender、3人の研究者が各自で定義した研究課題を、多言語の視点から分析を行い対談し、それぞれの研究課題を支援し合う1年がかりの実験を形にしたもの。

 批判的言説分析、文学分析、文字学・タイポグラフィ、この3つの異なる研究分野を起点とし、言語と「女性像」の関係性を考察する。展示する作品は完結したものではなく、観客との交流につながるような考えや洞察、質問を促すツールになることを目指す。

 なお、開催期間中は制作経緯を語るトークセッションやパフォーマンスアーティスト・辻井美穂による、パフォーマンスイベントなども行われる。詳細はHPで確認を。