白水社主催・公益財団法人一ツ橋綜合財団後援「第68回岸田國士戯曲賞」の最終候補作品が発表された。

 岸田國士戯曲賞は、劇作家・岸田國士の遺志を顕彰すべく、演劇界に新たなる新風を吹き込む新人劇作家の奨励と育成を目的に、1955年に新劇戯曲賞として設置された。1961年には「新劇」岸田戯曲賞、1979年に岸田國士戯曲賞と改称され今日に至る。新人劇作家の登竜門とされることから、「演劇界の芥川賞」とも称される。

 安藤奎『地上の骨』(上演台本)、池田亮『ハートランド』(上演台本)、金子鈴幸『愛について語るときは静かにしてくれ』(上演台本)、菅原直樹『レクリエーション葬』(上演台本)、蓮見翔『また点滅に戻るだけ』(上演台本)、升味加耀『くらいところからくるばけものはあかるくてみえない』(上演台本)、メグ忍者『ニッポン・イデオロギー』(上演台本)、山田佳奈『剥愛』(上演台本)の8作品。

 選考委員は、市原佐都子、上田誠、岡田利規、タニノクロウ、野田秀樹、本谷有希子、矢内原美邦の七人で、選考会は3月1日に東京神保町・學士會館で行なわれる。