タグ: 散文 184件

  1. 七日で魚になる (7/7) 七日で魚になる / 小説

    • 加藤那奈
    • 3ヶ月前
    • 8,103文字

    「空と海の違い、わかる?」 彼女が問う。 ・・ 空気の抜けたビーチボールみたいに会話は全く弾まないのだけれど、私はけっこう楽しかった。さほど好物というわけでもない白身のお魚をとっても美味し…

  2. 七日で魚になる (6/7) 七日で魚になる / 小説

    • 加藤那奈
    • 3ヶ月前
    • 5,841文字

    今時、都会のスーパーマーケットは夜遅くまで開いているから帰宅時間が不規則になりがちな私にとっては便利だけれど、便利というだけで、快適ではない。 ・・ 少女の身体にわたしの顔、ね……。 あな…

  3. 七日で魚になる (5/7) 七日で魚になる / 小説

    • 加藤那奈
    • 3ヶ月前
    • 7,685文字

    目の前を一尾の魚が横切った。 見たことのない魚だった。 ・・ とにかく彼女の提言に従って、シャワーを浴びよう。 それから、ゆっくり食べることにしよう。 (2017年)

  4. 七日で魚になる (4/7) 七日で魚になる / 小説

    • 加藤那奈
    • 3ヶ月前
    • 5,685文字

    お昼休みは外食をする。 経済的なことを考えれば、マメにお弁当を作る方がお得だ。 ・・ 彼は左右の耳の下から顎の辺りまで掌でなぞる。 この辺にできるのかな、鰓。 (2017年)

  5. 七日で魚になる (3/7) 七日で魚になる / 小説

    • 加藤那奈
    • 3ヶ月前
    • 8,120文字

    大昔、海と空はひとつだったのです。 少女が語る。 ・・ まさに国籍不明。 それで、今日も溺れそうになったのね。 (2017年)

  6. 七日で魚になる (2/7) 七日で魚になる / 小説

    • 加藤那奈
    • 3ヶ月前
    • 5,430文字

    どうして私は家に帰るのだろう。 それは、家があるからだけれど、そこに山があるから登るとか、ゴールがあるから走るんだとか、そんなレトリックは、ときどき格好良く感じるだけで、その実何も意味を成して…

  7. 七日で魚になる (1/7) 七日で魚になる / 小説

    • 加藤那奈
    • 3ヶ月前
    • 9,941文字

    青にもいろいろな青がある。 わたしはいくつもの青を想像する。 ・・ 彼女は、ニヤニヤとした笑顔の残像をばらまきながら食事を終えて、出掛ける支度をするために席を立つ。朝食の後片付けは彼の担当…

  8. 孫悟空によろしく 小説

    • ヘルスメイク前健
    • 3ヶ月前
    • 550文字

    この作品を、昨年逝去された故・鳥山明氏に捧げます。

  9. 黒いワンピース REFLECTION / 小説

    • 加藤那奈
    • 3ヶ月前
    • 20,056文字

    少女と母と猫、そして祖父と人形。 (2023年)

  10. RUE (5/5) RUE / 小説

    • 加藤那奈
    • 4ヶ月前
    • 15,767文字

    彼女の話は彼の腕の中で紡がれてゆきます。たぶん。 最後に、彼女のことと彼女のこと。 (2017年)

  11. RUE (4/5) RUE / 小説

    • 加藤那奈
    • 4ヶ月前
    • 14,954文字

    彼女の話は彼の腕の中で紡がれてゆきます。たぶん。 つづいて性愛のこと、破壊と創造?について? (2017年)

  12. RUE (3/5) RUE / 小説

    • 加藤那奈
    • 4ヶ月前
    • 13,828文字

    彼女の話は彼の腕の中で紡がれてゆきます。たぶん。 そして、彼氏のお母さんのこと、恋愛のこと。 (2017年)

  13. RUE (2/5) RUE / 小説

    • 加藤那奈
    • 4ヶ月前
    • 15,710文字

    彼女の話は彼の腕の中で紡がれてゆきます。たぶん。 次に名前のこと、など。 (2017年)

  14. RUE (1/5) RUE / 小説

    • 加藤那奈
    • 4ヶ月前
    • 12,647文字

    彼女の話は彼の腕の中で紡がれてゆきます。たぶん。 最初に彼氏のこと、そして、父親のこと。 (2017年)

  15. 高層ビルの少女について REFLECTION / 小説

    • 加藤那奈
    • 4ヶ月前
    • 20,208文字

    高層ビルに立つ少女とその噂についてお話ししたいと思います……。(2022年)

  16. 木の芽時 小説

    • 風上辰流
    • 4ヶ月前
    • 28,712文字

    ー挿花に自身の出生を重ねる若菜は、花器の中へ自己存在を再定義するー 「心は巧みな華道家です。私の認識を目の前に挿けるのですから」 「心が華道家であるのなら、この世は空虚な花器のようですね」 …

  17. カエルの詩(うた):奇矯散文詩…手書きのイラスト新規作成+尻尾のほうに文章ちょっと追加

    • 加羅戸麻矢
    • 5ヶ月前
    • 713文字

    2年前に間違えてワード添付ファイルで投稿したカエルの詩(うた)の文章ちょっと変更し(最後に金魚の糞の類の文を加え)自分で描いた漫画絵を作成しましたので、若干の改訂版して掲載します(漫画絵のカエル…

  18. 熱中ゲリラ エセー

    • 小林TKG
    • 7ヶ月前
    • 1,582文字

    この夏の間ずっと、熱ゲリって言ってました。