聖域

人間賛歌(第57話)

山雪翔太

95文字

あの辺りだけ光が入ってこないらしく、それもあって余計に聖域の様に見えました

流水の音が校舎に響いていた

僕の足音もカツーン、カツカツーン、と響いている

流水音は洗濯機の音であったが

やはりそこは一種の聖域だったのだろう

普段人は立ち入っぱなしだが

僕には聖域としか思えなかった

2025年5月14日公開

作品集『人間賛歌』第57話 (全66話)

© 2025 山雪翔太

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