短編から長編まで、多彩なジャンルのフィクションが揃っています。破滅派らしい物語をお楽しみください。
朝、布団の中。パチリと目を覚ますと私の体を金魚が周遊していた。目的地なんて決めてないでしょと、決めつけてみる。そうか、私は恰も卵のように。ヒラヒラと尾を振って優雅に泳ぐ金魚は精子なのでしょう。
ひろ子は零細事務所でアイドルをしている。自ら小さな事務所を選択した。大きな事務所だと枕営業があると思っていた。というのもあるが、彼女は挫折したことがなかったからだ。運動も音楽も絵画もすべてできて…
早大生の越川美奈は教員を目指していたが、食品会社経営の父親が違法行為をしたあげく自殺した。残されたのは多額の借金。そのショックで母親は寝込んでしまった。美奈は母と妹との暮らしを守るために大学をや…
多分、水曜日でない日はない。 少女はそう思い込んで背を正してみる。 青春期真っ只中の少女が織りなす、煌びやかなドタバタ青春コメディ。
豪SF電子雑誌『AntipodeanSF Issue 260』に掲載された作品(Toshiya Kamei訳)の日本語版。初出はオルタニア増刊号『冷やしSFはじめました』。
つい先日、じじいが転んだのを見ました。 突然の事で驚きました。私が朝、歩いていると、反対車線の側。歩道を歩いていたおじいさんが突然、転んだんです。転んだっていう感じじゃなかったです。潰れたって言…
第二回人生逆噴射文学賞佳作作品。講評でも言われていたけど、この内容でこの尺になるのはすごいと自分でも思う。
書くことに憑りつかれた者たちの群像劇。完結編。
恋路は、のと鉄道能登線に実際にあった駅です。2005年平成15年に能登線がなくなり、駅もなくなりました。
*作中には差別表現が大量に含まれていますが作者は差別するつもりはありません、全ての人に捧げる愛の表現です。 痴呆爺隊の隊員たち:纐纈人非人:こうけつにひと(元海軍中将)、加藤大好:…
作品集『フィフティ・イージー・ピーセス』収録作。
石室内に残されたヨグソフホートのもとに世界保健機構より派遣された国立感染症研究所所属医師が現れた。それはヨグソフホートにとって、およそ二百年ぶりの知性化生命体との接触であった。
「盲目」の少女が小さな光を発する星々を「無視」するというオクシモロン的な空想に、私は魅了されたのであった。
騙されてもらえると嬉しいです。
公園のベンチに座り込んでいる刑事が、「もう書けないよ……」と囁いている。
好きな人のゲロは旨い。女児のゲロは旨い。レズのゲロは甘美。
おれは猫になりたい……。あの四足歩行とたった毛並みだけの美しさで可憐な女性職員たちからチヤホヤされたい……。おれは人間的な生活が自らの要領の中に上手く当てはまっていないことを二十五年の人生の中で…
第三回人生逆噴射文学賞ノラン賞受賞作。100%癖(ヘキ)で書いた作品です。虹乃ノランさん、皆さん、ありがとうございます。伊藤くんのことを好きにならずにはいられない話です。
破滅派は同人サークルから出発していまや出版社となりました。
破滅派の書籍は書店・通販サイトでお求めいただけます。