短編から長編まで、多彩なジャンルのフィクションが揃っています。破滅派らしい物語をお楽しみください。
弱者男性問題に関心がある方におすすめです。ちなみに、文藝賞選考委員の穂村弘さんは選評で一言も本作品にふれてくれませんでした。
犬と暮らす女の話。トレーダーである彼 女は自らを法人格化し、人間ではなく一個の会社として過ごしていた。犬は父から与えられた、一種の監視装置だった。ある日突然、株の大暴落に見 舞われ彼女は破産する…
夢と日記を題材にすこし書いてみました。
マンションポエム、あずきバー、縄文スタイル。
ちょっと遅れましたがクリスマスプレゼントです。
君じゃあないことは確かだって君はいないんでしょう というか生まれない たくさんたくさんたくさん君があったら 黄身ね そう黄身黄身がたくさんあったら そしたら分からないけれど たくさんた…
「穴」 朝、歯を磨いていると、鼻の穴がムズムズする。「鼻毛が伸びたか?」と思って鏡に顔を近づけて鼻腔を広げて覗き込む。 鼻毛が長く伸びている様子はないが、鼻の奥から何かが僕を覗いているような気が…
とある文芸部の県大会に出した作品。部誌にも乗っけました。嘘つきと嘘つきのお話です。
作品集『二十四のひとり』収録作。合評会2019年01月(テーマ「犬小屋のような部屋に本がたくさんある」)応募作。
これはフィクションです。関係ありません。
皇室典範及び男系天皇存続に関する有識者会議にモロゾフが招聘された。未曽有の国難にさあモロゾフはどう立ち向かう!?
『ショートショートストーリーズ』収録作品を改稿してオルタニア別冊『恋する白色矮星』に寄稿させてもらった作品です。 恋愛ものを書いているとなんかこう恥ずかしくなって背筋がゾワゾワしてくるので、も…
割れた? 割れてない 壁は? 分からない 「数話」のうちに入る掌編です。
齧る林檎は白雪のような食感で
四月末に長女が産まれました。産院のみなさん、本当にありがとうございました。
九州に熊はいるのかいないのか。長年の論争になっているそうです。僕は知っています。九州には熊はいます。阿蘇くま牧場に。
序章 早春の濁りが喉の奥でざらついた音をたて、僕は焦って息を吐いた。 ドルル、ドルルと背後から不吉な音がする。不吉な音の正体はエンジンだ。軽トラックにのった父が僕を追いかけている…
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