短編から長編まで、多彩なジャンルのフィクションが揃っています。破滅派らしい物語をお楽しみください。
平成リバイバルがブームになっているので平成が舞台の作品を書きました。いつもと違いユーモアを一切排除した胸糞悪い話にしあげたので読む際は自己責任でお願いします。2025年11月合評会参加作品
1. 天田愚庵(天田五郎)、安政元年に磐城平城下(今の福島県いわき市)に生まれました。父親は「坂下門の変」で水戸藩士たちに襲撃された安藤信正の家臣です。慶応4年(明治元年)鳥羽伏見…
据わった目で女子高生グループを尾行する男、川原。大事なのは場所とタイミング、と呟く川原の目的とは。
いつか必要になると思うの、と、彼女は銃を置いていった。
※2020年9月合評会応募作品
第45回日本SF大賞エントリー作品。 国会議事堂が妊娠して九ヶ月が経過した。衆議院事務局の職員・佐々木は文字通り気が狂いそうな仕事を任されていた。――来月にも国会議事堂から生まれる新生児を…
戦国の動乱も終焉を迎え、戦場を失った武功派たちの存在は、もはや前時代の遺物に過ぎなかった。生涯五十七の戦場を駆け巡り、かすり傷ひとつ負うことのなかった無創の英雄『本多忠勝』も、背骨の曲がった老翁…
9月合評会応募作。お題が「地元」ということで長崎の夜景と中学時代の思い出と絡めて書きました。思い出以外はフィクションです。
失いたくない、そんな思いが日増しに募っていく。終わる予感を見なければ、こんな思いには駆られまい。
人は、人にどれほどまでに「やさしく」できるのだろうか。1本のクレーム電話から物語ははじまる
破滅派合評「銃」参戦作品。銃があれば評価も変わってくるに違いないのだ。よし。Photo credit: Powerhouse Museum Collection on Visual Hunt /…
昨日まで違う話を考えてたんですけども、今日不意にこれが降りてきまして。だからこれにしました。
浅草橋銀杏八幡神社のカンちゃんキンちゃんコンちゃんの稲荷三兄弟とぐうたら八幡様の物語。 ご近所の豆腐屋のおばさんの命運が蛍光灯と共に切れ、神様の世界と交錯します。 2022年1月合評会参加…
故郷、地元……生まれ育った地で一生を過ごす人もいれば、他郷に根を下ろして暮らす人もいるでしょう。流れ流れて異郷で人生を終える人もいるし、あるいはそもそも地元など持たないという人もいるでしょう。い…
出会いに理由などない。それでも、その日そこにいたことがたしかに人生を変えたのだ。
高校生の頃の記憶が結婚の話を聞き、蘇る。駄目な魚屋のみよちゃんにまつわるお話。
孔子の没後、弟子達がキャバクラに対する孔子の基本姿勢をキャバ論語とし編纂したものである。またキャバ論語では意味や読解が難解であるため、翻訳し、解説と要旨をつけ学習用に編集しております。
2020年1月合評会「普通」参加作品。
破滅派は同人サークルから出発していまや出版社となりました。
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