短編から長編まで、多彩なジャンルのフィクションが揃っています。破滅派らしい物語をお楽しみください。
役所からかかってくる電話は語り手を怯えさせる。語り手の息子が果たさねばならない仕事は。近未来SF。
老人たちが集う路地裏の喫茶店、エリザベート。力作長編、ついに感動の大団円へと向かう。
画像は公式サイトより https://www.tenga.co.jp/products/cup/
『新代田のマシオ』第五話。38才のマシオと、22才のハルコのパンチドランク・ラブ。
合評会2020年5月応募作。テーマ「不要不急」 通信、流通等社会的機能が麻痺し、既存の多くの国家がすでに潰えた世界における、とあるコミューン。 彼から新たな国家の建設に協力するよう迫られた私…
牛頭ちゃん、きっとストレスで嫌になっちゃったんだろうな。
浅草橋の神社のぐうたらな神様と可愛いお稲荷さんの物語です。落語仕立で参ります。2021年1月合評会参加作品。
ひさしぶりに歯医者に行きました。空いてました。
春は何度でも巡り来る。それが救いになるのだと、教えてくれたのは先生だった。
黒田はナオミからのみならず、明日香からも金をゆすっていた。幾重にも襲いかかる運命の前に、ナオミはドブネズミに襲われる鳥籠の中のカナリアに自分を重ね合わせる。そんな中、ナオミは情人(アマン)の淳と…
バッグはバッグ。ベットは?ベッド?ベット?ベットだとBETとかになって、賭け事してんのか?って言われる?それからあと、これは追記になるんですけども、みんな扉絵みたいのをつけてたんで、自分もそうい…
『新代田のマシオ』第六話(最終話)。38才のマシオと、22才のハルコのパンチドランク・ラブ。
参照作品『軽蔑』(監督ジャン=リュック・ゴダール、1963年 やや倦怠気味の女優と脚本家の夫婦がプロデューサーに招かれイタリアのカプリ島に赴くが、二人の関係は徐々に悪化の道をたどる。プロデュー…
アパートの手前の公園を曲がった時には、そのまま冷蔵庫のない、六畳の、牧夫の廃棄物で雑然とする自分の部屋に帰る気がしなくなっていた。公園の明かりは点いていたが、人影はない。佐々木晴男はアスファルト…
女に、中でも能のない弱者に生まれついた私達は、いつも沸かしたつらみを流す場所を求めている
BFC2落選作。幻想、奇想的な掌編です。
破滅派は同人サークルから出発していまや出版社となりました。
破滅派の書籍は書店・通販サイトでお求めいただけます。