軋むベッドの上で見た僕たちの夢
あの頃は楽しかったね 何でも楽しめて
そして最後はちょっと悲しかった
今は軋むベッドの上でひとり
あの頃の思い出に浸ってる
今の僕は言うならドーナツ 穴がぽっかり空いている
この穴を埋めてくれたのは 君しかいなかったのに
君しかいなかったはずなのに
でもこのドーナツはきっと 僕は揚げパンなんかにしないだろう
君が来てくれなくても 僕はこの穴を覚えていたい
このドーナツは誰にも渡したりはしないから
君に食べて貰える日まで 僕をドーナツのままでいさせて
昔僕が満たされてた頃は 隣に君がいて
ヒーターなんてなくても暖かった
たとえ寒くたって ちっぽけなお金しかなくたって
僕たちは幸せだった
今は僕はヒーターがあってもとても寒くて寂しくて
お金ばかりを求めてる
こんな僕だからドーナツみたいに穴が空いてるのかも
そう言われても仕方ない それでも君が僕のこと
好きだと言ってくれるなら 愛してると言ってくれるなら 僕はそれに浸かりたい
このドーナツは 僕は揚げパンなんかにしたくない
君が来てくれなくても 僕はこの穴を覚えていたい
この穴は他の誰かで埋めたりはしないから
君に食べて貰える日まで 僕をドーナツのままでいさせて
僕は知っていたのかもしれない 君がここに来てくれないこと
僕は分かっていた でも君がしあわせならそれでいいよ
このドーナツは 僕は揚げパンなんかにしたくない
君が来てくれなくても 僕はこの穴を覚えていたい
この穴は他の誰かで埋めたりはしないから
でも君が食べてくれないことも知っている
だからせめて君が来るまでは僕を孤独な寂しいドーナツでいさせて
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