雨あがり
舗道が銀を
ふくんでゐる
あなたの肩が
わたしの袖に、ふと
觸れた
街の灯
わたしの縁を
ほどきはじめ
あなたの縁も
にじみだす
ねえ、
と言ひかけて
言の葉を
ヨルに
こぼした
水たまり
逆さまの空に
ふたり、浮かぶ
醉ふほどに、
ふかい
歩いてゐる
はずなのに
わたしの脚は
あなたのユメを
踏んでゐる
硝子に
うつる
内側が
ぼうつと
ヒカリに
攫はれてゆく
あなたが
微かに
ゑんだ
そのほうへ
わたしは
すこし
傾いだ
夜のかたむきに
ふたりして
醉ひ寄つた
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