ダダーン
寒くなってきましたね。
Netflixからのお知らせです。
ある人が過ごした不思議な十月、その一か月の出来事がまとめられた、
『Silly October Activity Report』
なんか気取った仰々しいタイトルですけど、中身はホントにしょうもない羅列ですよ。
ダダーン
『秋口の高瀬の話シーズン10』
しかしホント、最近秋ってどこ行っちゃったんですかねえ。久しく顔見てない気がするなあ。あ、ちなみにこれは秋の話じゃないです。
ダダーン
参加しなかったら即負債発生。
『即興バトルコロシアムエクスペリメント』
の新シーズン。新しくエクスペリメントってついてます。エクスペリメントってなんだろう?
ダダーン
BFC3の落選作なのに、それでなんかやるんだって、
『2021年10月からの埼玉県人』
ちなみにこの作者は埼玉県人じゃないそうですよ。だからもう埼玉県人の皆さんはやっちまっていいんじゃないですかね。
ダダーン
ある灯台の灯台守の生活を一年に渡って描いた。その名も、
『田島の灯台守』
うーん、誰か興味あるんですかね?
ダダーン
『コメダからお風呂キミイツルミネの軌跡』はリアルタイムに時間が進行していくクライムサスペンス風の普通の日常の話。なんでこういう風に作ったんだろう?
ダダーン
象の檻に収められた人々の日常を描くドキュメンタリー風モキュメンタリー『象の檻』。象の檻って言っても別に象が出るわけじゃないよ。
では、マイリスト登録よろしくです。
「今おじさんが出てたよな」
そのCMを観ながら思った。おじさんが出てた。CMに。一瞬。本当に一瞬だったけど。象の檻って言う箇所に一瞬だけどおじさんの顔があった。とっくの昔に定年を過ぎて、それを機に農作業も米作りも農協もきれいさっぱりやめて、今はばあちゃんの家、だから母の実家に一人で住んでるおじさん。おじさんだった。他人の空似だろうか?いや、違うと思う。本人だと思う。こめかみの所に傷があったように見えた。若い頃トラクターで怪我をしたんだ。その傷だったと思う。おじさんだったと思う。ばあちゃんが生きてた頃、お正月とかよく親戚が集まった。そこでみんなでお酒を飲むとその傷が一番最初に、顔よりも先に、何よりも先にその部分が赤くなった。だから正直おじさんの顔よりも、その傷の方を良く覚えている。
だとしたら、そのおじさんが何故CMに出てたんだろうか?ドキュメンタリー、ドキュメンタリー風モキュメンタリーとかって言ってたような。とにかくそれに出てたのか?以前母から聞いた話では、おじさんは最近毎日お酒を飲んで寝てる。飲んだくれてるという話だったのに。まあ、それ自体何年も前の情報で更新しないままに暮らしていたんだけど。
ばあちゃんが死んでからあまり母の実家にはいかなくなった。母はたまに行ってるらしいが、家族は、自分も含めて誰もそれに付いて行かなくなった。おじさんの酒癖が悪くなったからだ。おじさんは酒に酔うと口うるさくなり、コップの酒を人にかけるようになった。あと子供もいたが、最近見ない。奥さんもいたと思うんだけど、これもとんと見なくなった。
「おじさん今なにしてるんだろうなあ」
携帯の中に連絡先があったような気がする。遠い昔、まだガラケーだった頃に一応登録していた様な。夏に、まだばあちゃんが生きてる頃に、おばあちゃんちに泊まるという事をした際に車の運転が出来るおじさんの連絡先を登録していた様な。
「……」
が、とりあえず連絡することはせずに、直接ばあちゃんちに行ってみることにした。おじさんはもう携帯なんて持ってないかもしれないし、番号だって変わってるかもしれないし、それに電話がつながったところで何を話していいかもわからない。家族には何も言わず一人でおじさんの家に向かった。途中農協みたいなところでお墓参りの為の花とペットボトルのお茶だけ買った。
「おお、どうした?」
おじさんは玄関の引き戸を開けるなりそう言った。しばらく会ってなかったというのにちゃんと自分の事を自分と認識したようだ。年齢的にそろそろ痴呆的なものが出てるんじゃないかと心配したが、まだ大丈夫みたい。
「お久しぶりです」
「まあ入れ」
ばあちゃんちの無駄に広い土間、三和土って言うのかな、で靴を脱いで、いたるところにガタの来ている家に上がった。それからとりあえず仏壇に線香を供えた。その後トイレを借りてから近くのお墓にも行った。おじさんは墓にはついてこなかった。
「なんだ急に、なしたな?」
家に戻ると、おじさんは作業着のようなものに着替えていた。その作業着には見覚えがあった。CMで観た服はこれだと合点がいった。
「おじさん今なにしているの?」
正直、久々でどういう人だったのかもよく覚えてない。酒癖が悪いというのは覚えている。コップの酒をかけてくる人だというのは覚えているけど。あとこめかみの傷。それも覚えているけど。他は一切覚えてない。だからどう話したもんだか。
「あー、何だ?CM見だの?」
すっかり作業着姿になったおじさんが事も無げにそう言ったので、
「あれはおじさん?」
そう言えた。次の言葉がちゃんと出てきてよかった。ほっとした。
おじさんは今、象の檻という設備の管理人という事をやってるらしい。
「象の檻?」
「んだよ」
おじさんの運転するシビックの助手席に乗ってその話を聞いた。今、おじさんの職場に向かっている。
象の檻。第二次世界大戦時だかに軍用として開発された大型のアンテナなんだそうだ。その大きさ、そして形状から、まるで象の檻の様に見えるため、その名がついたらしい。
「この近くだと青森にもある」
「知らないよ」
全然知らない。あとおじさんのシビックは知らない人の車の様で落ち着かなかった。子供の頃、御所野イオンの帰りに迎えに来てもらった時もこの車だったかな。いや、さすがにあれはもう廃車になってるだろうかな。そうだよなあ。でもあの頃よりも、おじさんの車にはおじさんの匂いが充満している様な気がした。子供の頃は全然気にならなかったのに。今は何だかとても気になる。
「でもな、ここにあるのは青森にあるのとは違うし、青森のもいずれこっちにあるやつと同じような運用がなされるらしいんだよ」
おじさんはシビックにシルバーマークを貼っていなかった。わからないけどいざという時怒られたりしないんだろうか?知らないけど。
「違うって何が?」
「そらまあ実際見たらわかる、っていうか、観でないのが?」
「えーっと……」
Netflixの事かな。観てない。観てないよ。でも、観てないって言うのがなんとなく恥ずかしくて、代わりに窓の外の風景を見て黙った。知らない人とそうそう長いあいだ話は出来ない。その間もおじさんのシビックは山の中の高速道路を走っていた。鹿とか熊とか出ないかな。不意に。飛び出してこないかな。そんな事を考えながら秋の終わった山肌を眺めた。山にも風景にも何一つ興味が無かった。でも、そちらの方が心が休まった。
象の檻と言われる施設は、おじさんの家から一時間車を走らせた海の近くにあった。そこは確か元々は第三セクターが何かを建てると言って長い間工事していた場所だったような気がする。いつまで経っても何にも出来ないな。子供の頃そこを車で通るたびに思った。だだっ広い平地。そこにいつの間にやら象の檻と言われる施設が出来ていた。象の檻はまるでコロシアムの様に網か、何か針金とか、なんかとにかくそういうので覆われた施設、建造物、構造物だった。その中に、網、檻の中には沢山の人が居た。皆して同じような白い服、ミッドサマーのような白っぽい服を着て、何をすることも無くただ茫漠と立っていた。
「あれは元YouTuber達だよ」
声がしたので振り返ると、とりあえず先に管理事務所に行くと言ってプレハブ小屋の方に行ったおじさんが立っていた。おじさんも、自分と同じように檻、象の檻を眺めていた。もう夕方だった。傾いた、もうすぐ海に沈む太陽の光がおじさんの顔に当たっている。おじさんはそれに目を細めている。
「元YouTuberがあそこで何を?」
誰も彼も生気がないあの人達はあそこで何をしているんですか?
案内されたプレハブ小屋には誰もいなかった。おじさんはそこにあるウォーターサーバーを使って紙コップにインスタントコーヒーを二人分淹れて自分が座っていた応接間的な革張りのソファと低いテーブルとガラスの灰皿がある、でもちんけなパーテーションで区切られた所に持ってきてくれた。
「ここ、おじさん以外に誰もいないんだ」
「ん?ああ、管理人だば、こんたもんだな」
あいつらには専用の部屋と寝床があるしゃ。夜になったら各々勝手に部屋に戻るし。それにあいつらは食事もろくにさねがら。カロリーメイトとか、あと吸うやつあるだろ?ゼリーのよ。ああいう簡単なもんしか食べねんだや。それに誰もしゃべらねし。話しこも挨拶もしねで。
「でもまあ、それで俺が消耗品とか食べ物の減り具合とか、あと施錠とかをチェックして、それで仕事だば終わり」
「あの人達はあそこで何をしているんですか?」
おじさんの説明によると、あそこにいるのは元YouTuber。でもそのYouTuberにも色々な種類がある。象の檻に居るYouTuberは皆YouTuberというもので立身出世を志した、目指した人達らしい。しかし当然ながら夢見たように、心に描いたように簡単に行くものではなく、成功を収める、成功の部類に入る有名YouTuberの下には数多の死骸、遺体が転がる事になる。生贄だ。なんであってもそうだろうとは思うけど、一位になった一人の下にはそれに敗れた億万の遺体が存在する。
遺体は遺体として、
「BFC3ダメでしたーww」
って馬鹿みたいに晒せればいい。あるいはそれを糧に次に備えるなりするというのもあると思う。しかし中にはそこで成功する事しか、TOPOFTOPになる事しか考えていないものも居る。居るんだって。
「居るんだよ。そう言うのが中には」
そこで壊れる人もいる。あるいは逆転の一手にかけて過激な事をして炎上する人達も居る。そこで諦めて離脱する人もいれば、戦いに身を投じた挙句、結局壊れる人もいる。
象の檻の中に居る元YouTuber達は皆多かれ少なかれ、そのような感じでここに来たんだという。
「まあでも最悪なのは、その挙句思い通りいかないって他人に迷惑をかけたり、死刑になりたいって他人を襲ったりする奴だから」
まあ、
「それよりはマシなんでねがな」
「それがあそこで、象の檻で何をしているの?」
「YouTuberってさ、元って言ってもすげえんだよ」
今、世の中には半導体とがが不足してるって言うべや。んで、色々と大変らしいんたけど、元でもそれに人生を賭けた、それで生きていくとしたYouTuberって言うのがその代用品になるって言ってよ。んで、今はあそこで象の檻を介しての情報の送受信をしてる。体を慣らしてるって言うがな。
「携帯の……あれみたいな?」
「んだな、まあ携帯の基地局みでな役割だな」
「そう言うのって大丈夫なの?」
「何がよ。壊れるYouTuberなんてこの先も、似たようなものも入れだら未来永劫出てくるがら」
その後、おじさんは自分をばあちゃんちまで送り届けてくれる約束も忘れてプレハブ小屋のソファで冷蔵庫から出してきた酒を飲み始めた。だから急いでその場から離れた。しかしどうしたもんか。歩いて帰ろうにも遠すぎる。それに街灯も無く、近くにコンビニも無い。田舎の夜は早い。小屋を出たらもう外は真っ暗になっていた。タクシーを呼ぶか迷ったが恐ろしく高額になりそうで気が引けた。
おじさんの車のドアには鍵がかかっていなかったので、その中で朝を待つことにした。おじさんの匂いのするタオルケットが後部座席にあった。おじさん臭くてしんどかったが、仕方ないのでそれを頭から被った。知らない人との交流に疲れていたのか、思いのほか早く意識が飛んだ。
夜半、妙に明るい光で目を覚ました。
見ると象の檻の中が白く発光していた。車を降りて近くに行くと、光っているのは全部元YouTuberだった。情報の送受信をしているのか、あるいは何か違うものを得ているのか、あるいは放出しているのか。誰も彼も無表情のまま敷地内にばらばらに立って、光を放っていた。
「……」
一つ一つは小さい光だったがある瞬間それらが象の檻の上部に集まって大きな一つの光の球となって、凄い速度で上空に飛んで行った。
その一連を携帯で写真、動画に収めようとしたがスマホをその檻に向けた瞬間すごい速度でバッテリーが無くなり、あっという間に電池が切れた。これでいよいよタクシーを呼ぶことも出来なくなった。
朝、プレハブ小屋に行くとおじさんが床で冷たくなって死んでいた。見つけた時には目はもう既に濁っていた。携帯の電池もないし、人を呼んでこなくてはいけないという名目でおじさんの遺体から車の鍵を拝借して急いで車に乗り込んだ。
車を発進させる直前、バックミラーを見るとそこには象の檻が見えた。象の檻の中の将来半導体になる奴等がみんなしてこちらを、自分の事を見ていた。八方睨みの龍の様にどこを見ても、誰かと、生気のない表情の誰かと目が合う。
春風亭どれみ 投稿者 | 2021-11-20 16:35
最後(最期?)の急展開にびっくりしました。まるで、クリックひとつでぶつ切りに消される配信動画みたいに、なんというか無情
小林TKG 投稿者 | 2021-11-24 10:52
感想いただきまして、ありがとうございます。
携帯の電池が切れる+おじさんの車に乗るしかない=おじさんには死んでもらう。みたいな感じで、死んでもらったんですけど、まあびっくりしますよね。私びっくりすると思います。
千本松由季 投稿者 | 2021-11-21 11:54
私も今にその檻に入れられるのかな、と心配になりました。
小林TKG 投稿者 | 2021-11-24 10:54
感想いただきましてありがとうございます。
大丈夫ですよ。高望みしなければ。多分。あと、他にも発散する場を設けておけば、壊れることはないでしょうから。
松尾模糊 編集者 | 2021-11-22 22:56
前作から感じていましたが、というか、筆名から当然なのでしょうが、プロレタリアート幻想で世界観がありますね。元YouTuberが半導体になるというのはかなりぶっ飛んでるなと思います。おじさんが象の檻を管理するようになった経緯や、そもそもこの施設の成り立ち、語り手の行く先……長編として読みたいです。
小林TKG 投稿者 | 2021-11-24 10:56
感想いただきまして、ありがとうございます。
小林の名は、もちろん多喜二からの連想ですし、同じ秋田の出身だし、あと破滅派って言ったら小林がいいかなって思って。それ以外は何も考えていないんですけど。でもプロレタリアート感が出てたら、それはもううれしいです。出てます?うれしいですねえ。
大猫 投稿者 | 2021-11-23 00:44
YouTuberが半導体の代用品になるならば、小説家を志して果たせなかった人はネタの代用品となって物語の中に入り込むのかとか、プロ野球選手になれなかった野球少年の怨念を貯めておいて、日本シリーズでエネルギーチャージできるのではとか、いろいろ応用を考えてしまいました。
それにしてもおじさんは何者なのでしょう。青森にキリストの墓があると聞きますが、その関係者かな?
小林TKG 投稿者 | 2021-11-24 11:05
感想いただきまして、ありがとうございます。
象の檻はアンテナという事で、まあ電子的な力かなと、だったらまあ多少遠いけど半導体をユーチューバーで代用できるかなっていう感じで考えていたんですけども、小説家はどうでしょうねえ。設備があればいいですけどね。小説家をすりつぶして作ったインクとかで書いたらそうなるとか。野球少年はどうでしょうね。バットにしたら多少は打ったりするかもしれないけども。
鈴木沢雉 投稿者 | 2021-11-23 05:04
前半は何か妙に達観したようなおじさんに魅せられ、最後でドーンと持っていかれました。安部公房的な何か? 語り手が読者のカメラになって描写に専念しているのが功を奏していると思います。
小林TKG 投稿者 | 2021-11-24 11:06
感想いただきまして、ありがとうございます。
描写大丈夫でしたでしょうか?っていうか描写出来てました?
前回の合評会の奴が、あまりにも説明が多くて、ある方からも描写とか会話とかをもっと入れた方がいいといただいてましたので、今回はそれを念頭に置いて、書いてました。出来てたんだったらうれしいですねえ。
Juan.B 編集者 | 2021-11-23 14:57
発想力に感嘆する。俺もいつか象の檻に入れられてしまうのだろうか…
小林TKG 投稿者 | 2021-11-24 11:08
感想いただきまして、ありがとうございます。
がんばりすぎずにほどほどに、壊れない程度にやってください。壊れたら象檻の可能性もありますww
波野發作 投稿者 | 2021-11-23 15:30
シビック乗りの末裔としては、覚えていてくれてありがとうと思いました
小林TKG 投稿者 | 2021-11-24 11:10
感想いただきまして、ありがとうございます。
おじさんの車を何にするかにあたり、シビックって言葉が頭の中にあって、シビックって車ってあったかな?って思って、調べたらあったのでシビックにしました。迷わずシビックにしました。
曾根崎十三 投稿者 | 2021-11-23 16:21
いつものトンデモSF的展開を期待しながら読んでいて、この展開がきたのでほっとしました。
Netflixパロディは私もしようかなと思ってたので先を越されてしまい悔しいです。
ミッドサマーみたいな服、でクスリとしました。
小林TKG 投稿者 | 2021-11-24 11:12
感想いただきまして、ありがとうございます。
なんとなく書き始め、
「今回は文字数が4000字に行かないかもしれない」
って思って、だからネットフリックスを入れたんですけど、5000字超えちゃいまして、ええ。ネトフリの部分は文字稼ぎでやりましたww
ありがとうございました。
牧野楠葉 投稿者 | 2021-11-23 17:55
ものすごい才能を感じた。地の文と地の文の間に急に自分の気持ちが入って来たりとか。文章が面白い。ネタもいいけど、いまいちいかしきれていないかも。
小林TKG 投稿者 | 2021-11-24 11:14
感想いただきましてありがとうございます。
ぶっちゃけ象の檻って言うのが書きたかったんです。象の檻って言うタイトルで話を書きたくて、書きたくて書きたくて。
だから当然、そらもう当然、生かし切れてないですねえww
一希 零 投稿者 | 2021-11-23 19:21
面白かったです。発想にやられました。
小林TKG 投稿者 | 2021-11-24 11:16
感想いただきまして、ありがとうございます。
象の檻が出したかったのと、あと半導体不足が影響してなのか、前よりもPCモニターが高いって言う憤りが発想につながったのかもしれません。
古戯都十全 投稿者 | 2021-11-23 22:43
ガツンと来ました。今回は抑制的な筆致ながらも、いつも通りのハードな落としどころだったので、なんだか安心しました。
「誰も彼も生気がない」という語り手の言葉は、YouTuberに限らず現に周囲に目を向けたときに見える風景なのでは、とふと思いました。
小林TKG 投稿者 | 2021-11-24 11:20
感想いただきまして、ありがとうございます。
今回は話を書き出したのが、期限の一日前で、今からあんまり何でもかんでもをやろうとすると、モータースポーツの回の時みたいに色々と半端になってしまうと思いまして、その恐怖感!その恐怖感から、ちょっと抑えた感じになりました。CDアルバムで言う所の、後半のバラードみたいな感じで。はい。