彼の見ていた青色

応募作品

ヨゴロウザ

小説

2,858文字

本当は「笑いの文学」を志向しているのですが、まじめくさったものになってしまいました。

 この絵は母が私の兄のために描いた絵です。もう二十年近く昔のことです。
 私自身は絵を描いたことがないのでわかりませんが、絵具はやはり時間が経てば変色したり劣化したりするものでしょうか、鮮やかな青の発色は最初見た時と変わらないような、だいぶ色褪せてしまったような……何にしろ最初見たときはその明るい色調で目が覚めるようでした。いえ、母も絵の素人でした。ただ趣味で習って描いているに過ぎなかったので、思わぬ母の腕前に驚かされたのを覚えています。
 
 兄はそのときちょうど二十歳になったばかりでしたが、もう長くはなかった。余命いくばくもなかったのです。病院で死ぬより、家で最期を迎えたいという本人の希望で退院して帰って来ていたのですが、その歳になるまで海を一度も見たことがなかった彼のために、あれはイーゼルというんですか? キャンバスを置くための椅子のようなもの……あれと絵具その他一式持って、母は見晴らしのいい場所からあの海岸を描いたのです。奇妙に人気のない浜辺、おだやかな春の海、空の明るい青をいっそう引き立てるような白い雲。ただそれだけのシンプルな絵なのに、身内贔屓で言うようですがなかなかの傑作でしょう? 兄の寝ている部屋はこまめに掃除もして綺麗に保っていたのですが、それでもどういう訳かどうしても暗い空気が澱んでいるようでしてね。それが、この絵が壁にかかっただけでパッと明るくなったようで、兄も大変喜んでいたようです。
 
 私が兄の世話のために部屋に入ると、兄はいつも優しい静かな目をしてこの絵を眺めていたものです。そんな兄の様子を見ていると、そう遠くないうちに兄は死ぬのだという事実が急に実感をともなって胸に迫ってくるようでした。兄は健康でさえあれば、こんなすべてを諦めて受け入れたような目をして絵を見ているような人生とは別の人生があったのだろうという気がしてなりません。私にはよく日焼けした逞しい体の彼がサーフィンか何かをしているのが想像できました。私は自分の感じている悲しさが伝染するのを防ごうとするように兄に声を掛けました。
「調子はどう? 体は痛くない?」
「ありがとう、今日はすごく気分がいいよ」
 兄は私の方をふりむいたようでしたが、私はなぜだか目を合わせられずそっと部屋を後にしました。
 
 それで、いよいよ兄が亡くなる前の日でしたが、父の発案でみんなで海を見に行くことにしたんです。母がこの絵を描いた場所まで車に乗ってね。もう兄は弱りきっていましたが、家族の誰もこれを無茶な提案とは思いませんでした。むしろ最後ぐらいひろびろとした気持ちのいい場所で――兄が間もなく別れを告げようとしている世界でのひとときを過ごすというのは考え得る最高のはなむけのように思えましたから。爽やかな初夏の風が吹く、よく晴れた日でした。私は後ろの座席で兄の隣にいながら、あまり悲しみを覚えませんでした。兄は疲れているような蒼い顔をして、着くまでのほとんどの間目をつぶっていましたが、私はきっとこの明るい午後のことをずっと後まで覚えているだろうという予感があったのです。そして私はこの記憶一つだけのおかげで、兄を喪う痛みを免れられるような気がしていました。なぜだかわかりません。
 
 海岸の見える草原に着くと、私は父と一緒になって兄を車から降ろし、母がそこで絵を描いたという位置まで運びました。私は、母がよくこのような絶好の場所を見つけたものだとすっかり感心しました。そこには絵に描かれていたよりもずっと開放的で、それこそため息が出るような美しい眺めが広がっていたのです。もっとも、天気も理想的でした。私はなんだか嬉しい気分でした。本当に兄がこの世から去ろうとするその間際に、この幸福な景色が瞼の裏に浮かぶのだったらどんなにいいかと思いました。
「ここがあの絵の……」
 少しまぶしそうな顔をして、兄がぽつりと言いました。そのまま黙って海を眺めていました。その言葉の続きを待つように私たちも黙っていました。薄い雲が頭上を横切り、またゆっくり離れていくのがわかりました。
「……なんだか、ここは生臭いね」
 兄がやっとそう続けたとき、私はどきりとしました。兄は潮の香りのことをそう言ってるのだとわかったからです。母はそれを聞くと笑いだし、あなたは海に来たことがなかったからと言いながら皆に水筒のお茶をいれてくれました。父は満足そうな表情でカメラを取り出し、私と兄の写真を撮りました。私は兄の横顔を、その彫りの深い陰影を見て、改めて兄がいかに窶れてしまったかに気付きました。兄は目の前の風景に、初めて見る海になんとかいいところを見つけようとするかのように何度もまばたきをしながらただ無言でいるのでした。静かな午後でした。
 そうです。皆口には出さず、むしろ気が付かないふりをするのに努めていましたが、もうすっかりわかっていました。初めて見た現実の海は、兄を幻滅させたのです。それは彼が絵を見て想像していたであろう美しい眺めではなかったのです。そしてその夜遅く、とうに日付が変わってからでしたが、兄の容体は急変しそれほど苦しまないまま息を引き取ったのでした。
 
 父は兄をああやって連れ出したことをひどく後悔していましたが、誰も父を非難はできません。私たちも賛成していたのだし、そして他ならぬ兄自身も最後に海を見たがっていたのですからね。
 母はこの絵を兄の棺に入れようと考えていたようでしたが、私が言ってそれは止めさせて、自分の部屋に掛けることにしたのです。母も父もそれをあまり喜んだようではありませんでしたが、今となっては兄の形見であるこの絵まで灰になってしまうのは嫌だったのです。それだけの理由でもないような気がしましたが、自分のことながらうまく言葉にできません。何でしょうね。ひょっとすると……、お笑いになるかもしれませんが、私はなんだかこの絵の中に兄がいるような気がしていたのかな。
 
 というのも、私はよく兄がそうしていたように寝転がってこの絵を眺めながら考えていたのです。時には一時間以上もぼんやりそうやって考えていることもありました。兄の想像の中にあった海はどのようなものだったのだろうか。どのような青をしていたのだろうか。私は思うのですが、兄が見ていた海と現実の海とはどちらが本当の海なのだろうか。兄が見ていた海こそ本当の海なのではないか? 私の空想の中では、文字通りこの世のものならぬすごい青色をした空と海とを前にして砂浜に佇む、元気そうな兄の姿がありました。それはこの絵では見切れてしまって描かれていない、ちょっとこう横にずらしたところに……そこに、そんな兄のうしろ姿が見えるような気がしたのです。今度こそ兄は幸福でいるんだろうと思うのです。
 
 実家はもう買い手が付いて取り壊されましてね、色々思い切って処分しましたけれど、この絵はまだ残ってて結局処分できずに持ってきてしまった。けれどいい機会ですから処分しましょうかね。やはり今こうして見ると、青色はだいぶ色褪せてしまったようです。

2021年7月16日公開

© 2021 ヨゴロウザ

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"彼の見ていた青色"へのコメント 26

  • 投稿者 | 2021-07-21 22:06

    テーマが明確で、物語としてまとまっている。「幻滅」の一言でテーマが言い表せてしまうし、幻滅を扱った文学作品は既にたくさんあるので、もう少し目新しさがあってもいいかなと思った。

    「母も絵の素人でした。ただ趣味で習って描いているに過ぎなかったので……」とか「もう長くはなかった。余命いくばくもなかったのです」といった具合に冗長な部分が全体的に見られ、あまり文章に魅力を感じられなかった。

  • 投稿者 | 2021-07-21 22:56

    Fujiki様、ご感想ありがとうございます。
    何のひねりも新味もないテーマであることは書きながらうすうす自覚していたので、そんなものを出したことに忸怩たる思いがあります。また、文章に締まりがないのは自分でも気になっておりまして、やはり見る目のある方に誤魔化しはきかないものだと思いました。精進いたします。次回もどうぞよろしく。

    著者
  • 投稿者 | 2021-07-22 00:11

    「ありきたりでもいいじゃない」

     どうも、古祭玲と申します。
     余命幾ばくかの兄と、絵。
     情景がはっきりと想像でき、どうか絵は捨てないで、そんな気持ちになりました。
     創作物とは不思議なもので、作者の生死なんて少しも考えず、作者の背中を映します。
     兄もきっと、絵の中に生きています。

    (私の作品にいただいたコメントに返信したいのですが、表示されずできない状態です。私の不手際ならば、申し訳ございません)

    • 投稿者 | 2021-07-22 01:43

      古祭様、ご感想ありがとうございます。
      これもありきたりで古臭い話なのですが、現象と実在、イデアとしての海こそ実在ということ、その青色……みたいな事を書きたかったのですが、気負いすぎですし理屈っぽくなるのも嫌ですし、まあ早い話それは自分の手に余るものでした。
      けれど情景がはっきり想像できると言っていただけるのは望外の喜びです。今度はお目にかけても恥ずかしくないものを書けるよう精進いたしますので、またよろしくお願いします。

      掲示板で問い合わせたのですが、以前にも同じことがあったようでして、時間が経てばコメントは反映されるとの事です。古祭さんの御作をはじめ皆様レベルが高く、的外れな事を言っているかもしれません。そういう時はどうぞご叱正ください。

      著者
  • 投稿者 | 2021-07-22 22:14

    心を打たれる物語でした。
    絵に込められた母の思いと、絵から理想化した美そのものの海を想像した死にゆく兄と、兄の死を美しいものにしてやりたいと願う家族。よくある話というのは、実は普遍的な話でもあって、そこに真情があれば何度でも読めるし何度でも味わえるのだと思います。
    故人の残した思い出の品は物理的に壊れることがあっても輝きは失わない、それは心に刻み付けられた色は褪せることがないからなのだなとしみじみ考えたことでした。

    • 投稿者 | 2021-07-23 00:06

      大猫様、ご感想ありがとうございます。
      もったいないほどお褒め頂きただただ恐縮しております。本当は諷刺のような作品、ユーモラスな作品を書けるようになりたいと思っているのですが、なぜか哀しいものになってしまい、また他の方々の作品と比べて単純で芸が無さ過ぎると落ち込んでおりましたので、丁寧に読んで頂けたのを本当に光栄に思います。精進いたしますので次回もどうぞよろしくお願いします。

      著者
  • 投稿者 | 2021-07-22 23:24

    現実の海が理想とかけ離れたものでそれが最期の光景となったお兄さんには同情しますが、家族にはそのしぐさを見せてほしくなかったな。残された家族はつらいもの。深みのある良い作品でした。

    • 投稿者 | 2021-07-23 00:38

      諏訪様、ご感想ありがとうございます。
      ヘミングウェイの『氷山の理論』に影響を受けていまして、うっかりすると意図まで読み落とされてしまいかねないほどの省略・示唆・暗示だけで書くのが自分の理想です。兄が幻滅を感じたところも、表面上はまるでそれとわからないように書くべきか迷ったのですが、なかなか大胆にできませんでした。まだ力量が追いつきません。精進しますので次回もよろしくお願いいたします。

      著者
  • 投稿者 | 2021-07-23 04:43

    しっとりとした、実に叙情的な作品でした。
    海が実はそんなに良いものではなかった、と感じ、周囲の人間がそれに気づくがなんとか取り繕うとする、というのが妙にリアルで思わずほくそ笑んでしまいました。

    • 投稿者 | 2021-07-23 16:34

      海を見たことがなかった人というのは、そういうタイトルの小説もあったり、映画でそんな主人公がいたりもしたと思います。私も個人的には海見たことなかったら幻滅しないかなあ?とは思っていました。私は「海を見たことがなかった鮨屋」というタイトルの話を書きましたが、あまりよい話になりませんでした。
      私も同じテーマを考えるくらいだから新味がないといえば、確かにそうなるのかも…とも思いますが、小説で重要なのは結局テーマではなくて、書き方だとも思います。
      私は「ですます調」の小説がとても好きです。そして、時々「ですます調」でなくなるところ、語り手が身近にいるようなリアリティを感じました。あまりたくさんの小説を読んでないので私は分からないのですが、こういった技法を使う有名な小説はあったりするんでしょうか?

      • 投稿者 | 2021-07-23 21:09

        わく様、ご感想ありがとうございます。
        ル・クレジオの短編は念頭にありました。ネタばらしになるようですが、「海」というお題でどんなものを書こうか考えていた時、宮澤賢治が初めて海を見た時のことを書いた詩「そは巨いなる塩の水/海とはおのもさとれども/伝えてきゝしそのものと/あまりにたがふこゝちして」の一節を思い出し、そこから構想がふくらみました。
        語り口に関しては、夢野久作の作品もとても好きで、その語り口を参考にしたところがあります。モノの由来を語るという形式は久作が親しんだ能など日本の古典に遡れるように思います。本来こういうネタばらしは興ざめなのだと思いますが、わたくし練習生ですので隠さず開示します。

        わくさんの『海を見たことがなかった鮨屋』拝読したいと思ったのですが、破滅派では公開されていないのですね。精進しますので次回もよろしくお願いします。

        著者
    • 投稿者 | 2021-07-23 20:56

      鈴木様、ご感想ありがとうございます。
      鈴木さんの作品のような、よりヴィヴィッドで散文的な生きた文章を書けるようになりたいと思っております。一方でまた現代詩のような冷たい硬い文章にも惹かれます。次回もよろしくお願いいたします。

      著者
  • 投稿者 | 2021-07-23 23:29

    派手さはありませんが登場人物の感情がよく浮き出ている作品だと感じました。
    理想と現実の間の埋められない差をどう克服するか。そんな課題を自分にも突き付けられたような気がします。

    • 投稿者 | 2021-07-24 22:21

      古戯都様、ご感想ありがとうございます。
      小説の中で哲学めいた話が出てくると大抵ウンザリする退屈なものになりがちですが、上手く行くと独特の詩味が出たり、またミステリーや推理小説を読むような面白味が出るもののように思います。相当ハードルが高いとはわかっていますが、そういうものを書けるようになりたいと思っています。精進いたしますので、次回もよろしくお願いします。

      著者
  • 投稿者 | 2021-07-24 04:26

    素朴な(いい意味で)文体には好感を持ちました。ショートショートみたいに、どんでん返しなんかなくたって、上質な小説は書ける、といういい例だと思います。私にも実物を見てがっかりした、という経験があって、それってよく分かるな、と思いました。作者の方って、勝手に想像すると、凄くいい人だと思うんですよ(いい意味で)。だからもっと人間のだらしなさや、嫉妬や、殺意や、そんなのがふつふつと湧いてくるような、そうそう、きっと作者さんの中にもほんとは人間だし、そういう感情はあるはずだから、そこら辺を汚く書けるようになったら面白いんじゃないかと、勝手に思いました。

    • 投稿者 | 2021-07-24 23:20

      千本松様、ご感想ありがとうございます。
      自分の理想の文章として、例えば外国の大学で日本文学を専攻しようと考えている学生さんがいるとして、初級文法を終えたばかりのそういう方々に「彼の文章ならほとんど辞書を引かずに読める」と言われるような、それぐらいシンプルな文章というのがあります。また一方で千本松さんの文章もそうであるような、練りこまれた詩的な文章への憧れもあります。難しいですが自分の体質にあった自分だけの文体を確立したいです。
      私はいい人ではなく単に気弱な小心者ですが、ご指摘いただいて気づきましたが自分があまり書きたくないと思うような事もきちんと書けるようじゃないと、どこか嘘のあるものになりそうですね……精進します。次回もよろしくお願いします。

      著者
  • 投稿者 | 2021-07-25 04:04

    最後の三行!

    悲しいなあ!

    最後まで読んで最後の三行で思わずああっ!ってなって、こぶしで机をたたいて、それで生じた衝撃で涙腺が決壊しました。

    悲しいなあ!

    でも、あの三行の持つ悲しみと諦観はいいなあ!

    ようです。で終わったのがいい!

    泣いちゃう。読み返すたびに。あの最後の三行。

    • 投稿者 | 2021-07-25 22:47

      小林様、ご感想ありがとうございます。
      そう言っていただけて嬉しいです! どう締めくくるかははっきり決めていなかったのですが、前の段落まで書き終えたらするりと、流れに乗ってそのまま書けました。小林さんにそう言っていただけますと、変に理屈っぽく考えてあれこれいじらないで良かったのかなと思います。次回も頑張りますのでよろしくお願いします。感激しました!

      著者
  • 投稿者 | 2021-07-26 09:58

    登場人物の誰も幸せにならなくて可哀想なのですが、だからこそ兄が絵を見て想像していた「海」の美しさが際立つように思います。
    わざわざ捨てなかった絵を捨てようとするのは切ないですね……。

    • 投稿者 | 2021-07-27 03:05

      曾根崎様、ご感想ありがとうございます。
      本当は湿っぽくならないように、感傷的にならないようにドライな感じにしたかったのですが、絵を捨てさせようとするのはひどかったような、いやでもこれで良かったような、自分でもあまりわかりません。

      曾根崎さんの御作ですが、わたくしちゃんと読めずにずっと痴漢の視座で書かれてますねなどと述べましたが、あれが最後の段で同級生女子の視座であったとわかった途端に全く印象が変わる、同じ文章がそのまま変態男の妄想からいかにも青春ぽい友への憧憬にがらっと変わってしまうすごい作品だったのだとわかりました。読めなくて本当にすみませんでした。

      著者
  • 投稿者 | 2021-07-26 14:59

    まじめくさったとおっしゃっていますが、真剣味のある作品と感じ好感がもてました。曖昧で陳腐ないいかたになってしまいますが、普遍的な感情をとりあつかってるだけに、文体に何かアクセントというか、ちょっとキャッチーな表現を用いたりするとより惹かれたかもしれないなあとも。

    • 投稿者 | 2021-07-27 03:09

      春風亭様、ご感想ありがとうございます。
      文体についてはFujiki様と千本松様にも指摘いただいたのですが、確かにそっけなさ過ぎたと反省しております。掌編ですのでつるつる行くような文体ではなく、もっともっと練りこんだ文体で良かったかと思ってます。それにもっと「破滅」した作品でないと場違いかもしれないと思いました。精進いたしますので、次回もよろしくお願いいたします。

      著者
  • 編集者 | 2021-07-26 16:59

    人は死ぬ。必ず死ぬ。絶対死ぬ。死は避けられない。しかし絵は、そのままならば死なない。絵は是非残して欲しい。

    • 投稿者 | 2021-07-27 03:13

      Juan様、ご感想ありがとうございます。
      実はカルト教団を扱った長編を準備中でございます。長すぎるし下手なものになりそうですが、お目に留まることがございましたら一、二行だけでもご笑覧下さればと思います。

      著者
  • 投稿者 | 2021-07-26 20:41

    兄の死とじっくり向かい合う良作。作品としては良いと思いましたが、青は比較的退色しにくく(一般的には黄色→赤→青の順)、青まで退色しているとなると全体的にだいぶ薄いのだろうなと思ったりしました。

    • 投稿者 | 2021-07-27 03:16

      波野様、ご感想ありがとうございます。
      青が褪色しにくいとは知らず、これは完全にリサーチ不足でした。ちょっとしたことでもちゃんと調べて書かねばならないと恥じ入りました。次回はもっと良いものを用意いたしますので、またどうぞよろしくお願いします。

      著者
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