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ぬくい、ぬくい、しか おもひだせない――そんな指先の記憶を、いま一度ひらいてみたい人へ。摩天楼を「ちぶさ」と訓み、蛍光燈に「ホシノナミダ」とふりがなを振る、字種のずれだけで都市と母性をひとつの語…
義父が死んだと思ったら、自分の母親が肺がん末期だと判明した。
夜になると、ただ暗くなるだけなのに‥それだけでホテルに行くまでの道のりが随分違って見えたりして‥ ちょっと怖い 「 ‥ 」 いつも指定されて行くホテルの…
派手な服装のその人は、私に本気の恋愛を求めてきた うちの店が提携しているホテルにいつものように呼ばれて向かった 『アトランタホテル1081号室、80分コ ースです』 「 … 」 長…
町田に行きたくなった。明日は林間の実家に帰って母親の病院に付き合わなきゃならないからちょうどいいかな? 福島の郡山で立ち上げた父親の会社がたった3年で倒産したのは僕が20歳のとき。…
「田辺さん、袋小路の奥の袋小路に入ったことがありますか?」 「え?袋小路って路地の突き当たり…行き止まりのことでしょ?」 「そうです」 「行き止まりだから、その奥には入れないでしょ?」 「袋小路…
ex. 秘密のアッコちゃん[TM]
朝、目を覚ましたり、夜寝たり 頭の中をかけめぐる 頭の中を何かがかけめぐる 玄関を出て 死んだ 車に乗り 曲を聴きながら 過ぎていく周りの景色に生きた メールの受信に死んだ 扇風機の風に生きて …
これは、彼と彼女の「8秒間」をめぐる物語。
お互いに好きなのに罪悪感によって別れなければならないと悩む男とそれすら飲み込んで彼を気持ち悪いくらい愛している女の話です。 前日譚の長編もありますが、後日投稿します。
作品集『フィフティ・イージー・ピーセス』収録作。
合評会、間に合いませんでした。 明日世界が滅びる二人の話。
細霧、東雲に道を濡らす 疲れ、途に倒れ、人知れず死す
高校受験を控えた中学三年生の落ちこぼれたちを教える森野大地は彼らと関わることで教育者として自分に何ができるのか改めて考えなおすことになる。今の僕にできることがこれからの彼らの何かを変えることはで…
漢文で回文を書くのは難しいのです。 難しさ以上にヒマな時間が求められます。
またThemeです。螺旋は天と海底を向き夫人はその両方へ沈んでいく。 原稿用紙20枚ほどの詩です。
「私は理由なんてただの自己弁護だと思うんだ」と彼女は言った。 「モノに理由がある時、それはそれが存在するための自己弁護としか思えないんだ」
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