ある日のニュース内容
少々寝不足ぎみです。治安の悪いファミレスで書きました。
本当のことはすべて井戸のなかにあって、井戸は世界のあちらこちらに。
ファミレスでともだちコレクションで遊びながら書きました。
『ショートショートストーリーズ』収録作品を改稿してオルタニア別冊『恋する白色矮星』に寄稿させてもらった作品です。 恋愛ものを書いているとなんかこう恥ずかしくなって背筋がゾワゾワしてくるので、も…
ブンゲイファイトクラブに応募するときに候補になったやつです。
「私は理由なんてただの自己弁護だと思うんだ」と彼女は言った。 「モノに理由がある時、それはそれが存在するための自己弁護としか思えないんだ」
きもちわるい 猫の唄 闇に光るピカピカおめめ 充血し柔い肉球に私の中のをんながざわわと動き出すから どうか耳栓を下さい どうか 耳障りな本…
髭面の聖者が街から去った日 煤すすとリボンの切れ端が転々と 街灯の光線が朝焼けに同化する頃に 僕は歩道橋の上から赤色の点滅信号をいつもの様に眺めていた …
批評でもめた経験がある人は読んでください。
意味はありません。
深夜、落涙の海に 背鰭に輝く綺麗な名前の名札を 月光に反射させて 水面下は二重の曲線が交錯して螺旋 ぽちゃ り と尾、迂回した旋回 見分け…
それは場末のサアカス団を観終えた後 揺れなくなった空中ブランコの下で からっぽのライオンは眠ってゐる 散り散りの紙吹雪こてんぱんの檻 出刃包丁の柄は煌々とぬめってゐる…
NHKの教育番組好きだった人は脳内再生できるかも?
読み切り掌編。 読書していて読み終える頃ふと、家族から離れてどこかに行った時と同じ気分になることがある。 その行き先で家族のことを振り返ることや、そこに家族の知らない私があるということ(話し…
妻とファミレスに来ました。で、書きました。
第一回ブンゲイファイトクラブ予選敗退作。
故障したエレベーターに閉じ込められた男女を、ああだこうだ言いながら眺めるという話。 繰り返されるいざこざ。 助ける意欲の低い住民。 エレベーターが一階に降りた時、何が起きるのか? 何が…