人生の短詩です。
詩です。
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詩です。
名探偵破滅派2021年4月(テーマ『元彼の遺言状』)応募作。
吾輩、素人詩人哲学者也。独断ト偏見ニヨリ物申ス也。以下ハ所謂日本的美意識ニ就テノ筆ノ遊ビ、思ヒ付キノ書キ損ジ也。賢明ナル読者諸氏ヨ、御笑覧アレカシ。
久しぶりに書きました。別に書かなくても良かったかなと思いました。
とにかく調子悪い時期が終わりつつあるかもしれん
ワタキミ的アイスバーグ作戦〈17〉
春は何度でも巡り来る。それが救いになるのだと、教えてくれたのは先生だった。
いつの日か、君のいるところに手を伸ばす日がきたら――そのときにはまた、いつかの話の続きをしよう。
拐ってやりたい。その運命からも、枷のついた身体からも。 望まないと知っていた。拐うかわりに、手のひらを重ねた。
どこにも行かないでくれと乞い願う。どうかずっとこのままでと望む。残された時間は恐らく僅かなのだろう。
第2回名探偵破滅派『元彼の遺言状』の推理です。
ここまで来られただけで、きっともう充分すぎるほどに幸せだったのだろう。そう信じることにして、私は大切な世界に別れを告げた。 全てを失っても、貴方は隣に居てくれた。
失いたくない、そんな思いが日増しに募っていく。終わる予感を見なければ、こんな思いには駆られまい。
眩いものすべてから身を遠ざけた。誰もいなくなった暗がりを愛そうとして、結局できなかった。
手の届かないものを数えて暮らすことに慣れてしまった。慣れたと、思い込みたかった。